コロニアル屋根から雨漏り発生! 3大原因やメンテナンス時期を全て公開!

コロニアル屋根から雨漏り発生! 3大原因やメンテナンス時期を全て公開!

コロニアルの屋根は本瓦に比べ低コストで軽量というメリットはあるが、その特徴やメンテナンスを理解しておかないと深刻な雨漏り被害を引き起こす原因になる。

 住宅や家財の損傷による無用な出費を避けるためにも、今回建築のプロである一級建築士がお伝えするコロニアル屋根の雨漏り原因やメンテナンス方法などを、ぜひご存知になって頂きたい。

また万一修理が必要になった時のために、火災保険を利用して修理費の自己負担を減らすテクニックもご紹介している。

ぜひ最後まで目を通して頂き、コロニアル屋根を長く安全に利用するため活用して欲しい。

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油断すると危険な雨漏り被害

雨漏りは天井や壁紙が汚れるだけで、すぐに修理が可能だと思っていないだろうか。

実は雨漏りは内装を汚すだけでなく、大切な我が家の寿命を縮め耐震性を奪い、住まわれる家族や財産にも被害を与える非常に深刻な住宅被害なのだ。

まず初めに雨漏りにはどのような被害があるのかをご覧頂き、予防や早急な対処がいかに重要かを改めて認識してもらいたい。

建物の寿命を削る腐れや錆

建物の寿命を削る腐れや錆

屋根から雨水が内部に浸入すれば骨組みを濡らし腐食を起こすことになり、木造なら腐れ、鉄骨なら錆が発生し、建物の強度を確実に奪っていく。

また湿気が内部に籠ればシロアリが発生し、木材を蝕むことで建物の耐震性や耐久性の劣化が、さらに加速することになる。

我が家は鉄骨だからシロアリの心配は無いとお考えの方がいるかもしれないが、鉄骨やコンクリートの住宅でも窓枠の下地や床下の根太などは木材を使っており、決してシロアリと無縁ではない。

いずれも雨漏りが原因でも発生する被害であり、建物にダメージを与えるだけでなく価値を大きく下げてしまうため、最大限の注意を払って欲しい。

修理が高額な内装被害

修理が高額な内装被害

雨漏りによって天井や壁のクロスが濡れてしまうと、シミができたりふやけて波打ったりと、大変見苦しくなる。

そこで貼り替えとなるのだが、クロスは汚れた部分だけを張り替える訳にはいかず、つなぎ目からつなぎ目の大きな1枚を貼り替えるため、思った以上の高額な修理費になる。

また下地である石膏ボードも濡れると崩れやすくなり、壁としての役割を果たさないだけでなく、本来の目的である防火の役割も失ってしまう。

 こちらも大きなパネルサイズで貼られているため、交換となれば広い面積での工事となり、クロスの貼り替えと合わせれば非常に大きな出費となってしまうだろう。

原因不明のアレルギー

原因不明のアレルギー

雨水が天井裏に入り込むとそこに湿気が溜まってカビが発生し、これが住人のアレルギーや喘息の原因になる可能性がある。

天井裏や壁の中など見えない部分に発生し、しかも雨漏りが起きて日数が経過してから発症するため、カビが原因だとは気付かないことが多い。

そのため症状だけでなく原因不明な点が大きなストレスを与え、二重の苦しみとなってしまうのだ。

電気の修理などで屋根裏を覗いてみたらカビがびっしり生えているのを発見し、そこで初めてアレルギーの原因に気づいたというケースも有る。

雨漏りが起きてしまった後でも油断せず、少し時間が経過してから天井裏や家具の裏側、押し入れの奥などを確認することをお勧めする。

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復旧が困難な家具家電の損傷

復旧が困難な家具家電の損傷

出典:https://www.nepowerdry.com/water-damage/photo-gallery/26287-album-pipe-leak-in-mendham-nj/184524-5b15754120138water-damage-to-carpet-in-office.html

雨漏りが落ちる下に家具や家電があれば深刻な被害を受けることになる。

家具が濡れればシミができて見苦しい姿になり、変形を起こして扉や引き出しが閉まらなくなることもある。

ほとんどが完全な修理は難しく、もし思い入れのある家具なら精神的なダメージを受けることにもなる。

また家電であれば最低でも修理、最悪の場合買い替えとなってしまい、特にテレビ周りは高額な物が多いため費用の負担が大きくのしかかる。

もしパソコンが被害を受ければ機器だけでなく、中のデータを失う事になりかねない。

仕事のデータも頭が痛いが、家族の写真など取り返しのつかないものを失えば落胆は大きいだろう。

子供にも被害が及ぶ漏電

子供にも被害が及ぶ漏電

侵入した雨水が電気配線や電気機器にかかれば、故障以外に漏電を起こす危険性もある。

しかも漏れ出た水に触れれば感電することになり、痺れる程度であれば良いが最悪火傷などを負う事になりかねない。

特に床に漏れ出たりコンセントが濡れたりしていると、小さな子どもが触れて感電する危険性もあり、大人以上に大きなケガを負ってしまう可能性がある。

雨漏りは家や物だけでなく人にも危害を加えるものであることを、十分に承知しておいて欲しい。

コロニアル屋根で雨漏りが発生する3大原因

意外に思われるかも知れないが、コロニアル屋根がヒビ割れたり欠けたりすることが直接雨漏りの原因になることはない。

実は瓦の損傷以外のところに本当の雨漏り原因はあり、それを知ることで素早い対応が可能になり、被害を最小限に食い止めることができるのだ。

ここではその代表的な原因をご紹介するので、雨漏りが発生した時はもちろん、普段の点検にも役立てて頂きたい。

瓦の釘穴

出典:http://www.slateroofcentral.com/install_hips_ridges.htm

コロニアル屋根の雨漏り原因で最も多くを占めるのが、瓦を留めている釘穴からの雨水の浸入だ。

釘はコロニアルの上の方に打たれており、上の瓦が重なっているため露出はしていない。

しかしこの重なり部分の隙間がコロニアルは非常に狭いため、両端や下部のわずかな隙間から入った雨水が、毛細管現象によって吸い上げられ釘穴まで到達してしまうのだ。

もちろん釘穴が締まっているうちは、浸入はしないのだが、経年劣化や乾燥などでコロニアル下のルーフィングや下地が収縮し、釘との隙間が生まれ雨水が入り込むようになる。

これは表面的には全くわからないので、DIYで瓦の割れやヒビなどを補修しても一向に雨漏りが納まらないのはこのためだ。

発見には浸水箇所からアタリを付けコロニアルを1枚ずつ剥がし、シミ跡などから場所を特定していくため一般の方には難しい。

もし雨漏りが発生した場合は専門業者へ依頼した方が早期の解決に繋がるだろう。

ルーフィングの損傷劣化

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コロニアルの下には防水のためにルーフィングと呼ばれるシートが敷かれており、瓦の隙間などから浸入した雨水をストップしている。

つまりこのルーフィングに痛みがあれば雨水の浸入を許すことになり、ダムが決壊するように雨漏りへと繋がっていくのだ。

もちろんコロニアルの割れや欠けが、このルーフィングを傷つけたり劣化を早めたりするので決して軽視はできないのだが、雨漏りの直接の原因はその下にあるということはしっかりと知っておいて欲しい。

コロニアルの補修の際はヒビ割れを直しても安心せず、必ずその下のルーフィングの状態も確認するようにしたい。

棟板金の開き

出典:https://homeimprovement.lovetoknow.com/image/137785~roof-caulk.jpg

屋根傾斜の頂点に被せてある鋼製のカバーが棟板金であり、ここのジョイントや留め釘周りに隙間が空いたりコーキングが割れたりすると、雨水が浸入し雨漏りの原因となる。

この下にもルーフィングが敷かれており、その損傷も重なって雨漏りとなるわけだが、棟板金は釘穴が露出している上に風雨をまともに受け劣化が早いため、瓦部とは分けて注意をしておきたい場所だ。

鋼板のため耐久性は高いが反りなどの変形が起こりやすく、コーキングを主とした防水の状態確認はコロニアルの屋根材以上にマメに行いたい。

コーキングによるメンテナンスをDIYで行いたくなるが、場所が非常に危険な上に既存を撤去する打ち直しが適しているため、修理は専門業者へ依頼することをお勧めする。

屋根材以外の原因も知ろう

屋根は雨漏り原因の宝庫であり屋根材以外の雨漏り原因も非常に多い。

そのため屋根を点検する際はコロニアルのチェックだけでなく、併せてこれからご紹介する雨漏り原因箇所を注意深く観察することをお勧めする。

繰り返しになるが雨漏り被害を最小限にするためには早期発見が最も効果が高い。

ご自身で行うにしても専門業者へ依頼するにしても、広範囲に渡って点検するようにして頂きたい。

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太陽光の設置に注意

太陽光の設置に注意

屋根上に太陽光パネルを設置した際に、施工業者がコロニアルを割ってしまいそのままにしているケースが非常に多い。

一時のブームに乗って太陽光パネルを設置する業者が増えたが、丁寧な施工をする業者ばかりではなかった。

いざ屋根の点検や補修で上がってみると下からは見えないのを良いことに、割れたりヒビが入ったりしたコロニアルが放置されているのを発見する。

もっと悪質なケースでは固定金具を強引に取付け、下にある防水のルーフィングを痛めている場合もあり、雨漏りに繋がるのも当然だろう。

もし太陽光が施工してあるなら屋根の点検や補修時に併せて確認しれもらうようにし、もし傷んでいれば早急に修理をするようにしたい。

塗装をすると余計に雨漏りをする?

太陽光の設置に注意

屋根を塗装する際にコロニアル屋根の重なり部分の隙間が塗料で塞がれてしまうことがある。

この部分に隙間が無いとコロニアルのサイドのジョイントから入った雨水が、逃げ場がなくなり隙間を登っていき、そこにある釘穴やコロニアル下のルーフィングの傷などから雨が入り込み、雨漏りになってしまう。

屋根瓦の知識の無い塗装業者が、単に塗るだけで仕事を終わらせてしまうと起きる現象で、飛び込み業者を中心に安さを売りにする工事で良く発生し、「塗装をしたら雨漏りが発生した」という話はこれが原因である。

塗る前にタスペーサーと呼ばれる金具を隙間に入れ込んでおくだけで防げるので、心配であれば塗装を依頼する前に業者に確認すると良いだろう。

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天窓まわりは雨漏りしやすい

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もし屋根に天窓があるようならこちらもしっかり点検をしてもらおう。

実は天窓とその周りは、建築に携わる者なら誰でも知る雨漏り原因の常習犯だ。

ガラスと枠のパッキンや周りの板金の劣化、防水シートの損傷やゴミ溜まりによる雨水のオーバーフローなど、入り口となってしまう部分が非常に多い。

できるなら天窓のメーカーに連絡を入れ、そこから手配してもらう専門業者に見てもらった方が、知識や経験も多く安心できる。

近年はそのトラブルの多さから製造メーカーの多くが撤退しており、しかもアフターケアや部品供給も縮小しつつあるので、処置はなるべく急ぐようにしたい。

谷樋板金の腐食

谷樋板金の腐食

屋根の傾斜同士が合わさる下手側のジョイントが谷であり、そこに集まる雨水を受けるのが谷樋だ。

この板金が錆で腐食し穴が開くことで雨漏りに繋がることがある。

屋根面の雨水が合流するので受ける水量は非常に多く、もし雨漏りとなれば他の場所以上に大きな被害となる。

特に以前は耐久性に優れることで用いられてきた銅板が、近年の酸性雨のおかげで腐食が急速に進行し、穴が空きやすくなっているので注意が必要だ。

地上からも単眼鏡などを使えば見えやすいので、心配な方はその状態を確認してみると良いだろう。

ただ雨漏りに至る穴でも非常に小さいことも多く、専門業者に点検してもらう方がより安心だろう。

コロニアルとはどんな屋根材なのか

コロニアルとはどんな屋根材なのか

コロニアルは平坦でシンプルなシルエットで、西洋化した住宅と共に広く普及してきた屋根材である。

多くのメリットを持ちながらも、どんな材料にもある素材なりの注意点も当然存在するため、それらを理解し必要なメンテナンスを行うことで、大切な住まいを守ってくれる優秀な瓦となる。

ここでは知っておいて頂きたいその特徴やメンテナンス法、そして寿命などについて解説しておきたい。

コロニアル・スレート・カラーベストとは?

一般には3つの呼び方が混在しているが実はほぼ同じものを指している。

厳密にはスレートがセメント+繊維の屋根材を指す総称で、その中にコロニアル、カラーベストがケイミュー社の商品名として存在する。

他にもニチハや田島ルーフィングなどがスレートの瓦を製造するメーカーとなっている。

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メリットとデメリット

コロニアル屋根のメリットは本瓦に比べ軽量であり、そのため施工性が良く、地震の際に建物の揺れが少ないという点が挙げられる。

特に近年は本瓦のおよそ半分になるその重量のおかげで、大地震の被害が抑えられる点が非常に注目されている。

また工場での生産性も本瓦に比べ良いため、価格が抑えられる点も主たる特徴と言えよう。

さらには施工時間も少なくて済む上に現場加工も容易なため、実質的な施工費を抑えることも可能にしている。

一方デメリットは本瓦に比べ耐久性が劣り、特に艶落ちや色あせといった視覚的な劣化が早い点が挙げられる。

材料自体の耐久性に影響無いとは言え、屋根も建物のデザインの重要な要素と考えれば軽視できない方もいるだろう。

また以前に比べだいぶ強度は上がったものの、本瓦に比べ割れやすいという性質も持っている。

地震はもちろん大きな雹などの落下物、あるいは太陽光設置やアンテナ修理などで人が乗る場合など、割れたという話しが現場では絶えず聞こえてくる。

直接雨漏りに繋がる訳ではないが、ヒビ割れは防水で重要なルーフィングの劣化を早めるため、定期的な点検と修理が重要になってくるだろう。

実は長いコロニアルの寿命

コロニアルの寿命はメーカーの推定値でおよそ30となっている。

実際にこの程度の年数が経過していても問題ない建物は多く、苔やカビが生えていたり欠けやひび割れがあったりしても、建物の保護の役割は果たしてくれる。

しかし全くのノーメンテナンスだと反ってしまったり膨張してしまったりと変形を起こし、大きく割れて脱落するなど危険な状態になる。

また大きな隙間ができることでコロニアル下に多くの雨水が入り込み、ルーフィングの劣化を早めことにも繋がり、材料としては持っていても弊害は大きくなっていく。

長期に渡り周囲への影響を含めて安心して使うには、この後解説する定期的なメンテナンスが必要となるだろう。

雨漏りさせないためのメンテナンスと時期

屋根は最も風雨や紫外線を常に浴び続け過酷な環境にあるため、屋根材の選択と共にメンテナンスも重要となってくる。

またメンテナンスは適切なタイミングで行う必要があり、時期を誤れば効果が半減するだけでなく、コロニアル自体の劣化が進行してしまい、その後の補修を困難にすることさえある。

ここでは主なメンテナンス方法と注意点、そして行って頂きたい時期を解説する。

塗装に雨漏り防止効果はない?

塗装に雨漏り防止効果はない?

雨漏り防止のためにコロニアルに塗装をすれば雨漏りが防止できる良いという意見を聞くが、表面を塗装しただけで雨漏りを完全に防げる訳ではない。

既にお伝えしたように雨漏りはコロニアルの下にある、釘穴の緩みやルーフィングの損傷から発生するからだ。

確かに塗装をすることでコロニアルの美観や寿命は伸びるが、それで雨漏り防止になると安心してはいけないのである。

 特に寿命の末期で反ったり膨張したりしている状態に塗装をしても、そこから雨水がコロニアルの下に浸入してしまうのは防げないため、安易に雨漏り防止と考え塗装を行うのは危険とも言える。

 塗装はあくまで素材の保護と美観の回復の為に10〜15年を目安として行い、併せて雨漏り防止のためにルーフィングなどの点検も十分に行って頂きたい。

点検と防水が重要

点検と防水が重要

雨漏り防止には屋根材下のルーフィングの点検と、棟や谷樋、下屋と外壁の取り合いにある雨押えなど、各所の板金を丁寧に点検することに尽きる。

多くの方はトラブルや損傷が発生しないと専門業者へ連絡を取ることはないが、家の金額や長く使うことを考えれば、車と同様かそれ以上に細かい部分の定期点検が必要だ。

まして雨漏り被害は建物だけに留まらないのは冒頭でお伝えした通りであり、発生してから後悔するよりも予防に全力を注いだほうが賢明だろう。

そのため新築から10年目には必ず屋根全体の点検を行って頂き、以降は15年、20年と5年刻みに、屋根材はもちろん、ルーフィングや板金、コーキングの状態のチェックをしてもらうようにしたい。

カバー工法と葺き替え

・カバー工法

カバー工法

・葺き替え

葺き替え

コロニアルにはメンテナンスをしていなければ20年、塗装などを行っていたとしても30年近く経過すると相当に痛みが出てくる。

特に割れや欠けが多発したり反りや膨張が目立つようになったりすると、材料としての寿命は近いと言えるだろう。

放置すれば釘穴は拡大しルーフィングを痛めることにもなり、確実に雨漏りの可能性が高まっていく。

そこで検討して頂きたいのは、屋根の葺き替えやカバー工法によって屋根を新しくする工事だ。

カバー工法は既存の屋根の上にガルバリウム鋼板の屋根材を被せる方法で、既存の屋根を撤去する必要が無いため、費用を葺き替えより抑えることができる。

ただしコロニアルの劣化や損傷が激しかったり、下地の野地板や小屋組みまでも傷んでいたりするとカバー工法は施工できないため、既存を撤去しての葺き替えになる。

確かに費用や工期はかかってしまうが、屋根全体を新しくできるため損傷や雨漏りを根絶できる可能性は高い。

20年を超えたら点検を兼ねて見積もりを取り、早めに対処することを強くお勧めする。

危険な業者の見分け方

屋根の補修を何度か行っていれば良いが、不慣れな方は業者選びに不安も大きいだろう。

ネットには不良業者に騙された例などが溢れており、残念だが現実もトラブルは絶えない。

そこで修理や見積もりを依頼する際に役立つ危険な業者の見分け方をお伝えしたい。

丁寧に修理をしてもらうのはもちろんのこと、後々のアフターケアもしっかり行ってくれる業者を選ぶために役立てて頂きたい。

最も危険な一式見積もり

最も危険な一式見積もり

内訳を細かく書かずに「一式」だけを書いた見積もりを出してくる業者は注意が必要だ。

これではどんな材料を使うか全く分からず、作業も金額も相手任せになってしまう。

手抜きをされても気付けないだけでなく、やらずに済んだ工事が減額されなくてもわからないことになる。

確かに会社にストックしてある材料を使ったり、小さな工事での手間代であったり、金額を出すのが困難な項目もあるが、それだけでの一式出しにしてもらい、内訳はなるべく細かく分けてもらうべきだろう。

今の時代に全てをまとめて一式出しとは、依頼者の側に立って見積もりを作っているとは言えず、工事も業者本位で行われてしまう可能性もある。

初めから全てまとめた一式の見積もりを出す業者は慎重に検討した方が良いだろう。

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飛び込み業者は避けよう

飛び込み業者は避けよう

飛び込みで突然訪問してきたり、あるいはポストにチラシが入っていたりするだけの業者はなるべく避けた方が無難だ。

良く聞かれる手法は「通りかかったら屋根がだいぶ傷んでいて危険だ」や「今無料調査のサービス期間だ」などで、言葉巧みに懐に入り込んでくる。

名の知れたところなら良いがその場限りの儲けを狙っている業者が多く、代金は安いかも知れないが、さっさと工事を終わらせ音信不通になることも珍しくない。

 まして遠方の業者は、どうせ会社までは来ないだろうとタカを括り、いい加減な工事を行われてしまうケースもある。

屋根の修理は1回で終わらず後々面倒を見てらう可能性も高いため、しっかり腰を据えて根気よく対応してもらえる相手が安心だ。

その点を考慮すると飛び込みの業者などではなく、極力信頼できる業者を選ぶようにしたい。

工程の説明をしてもらう

工程の説明をしてもらう

工程とは「どのような順でどのような作業を行うか」のことで、説明してもらえば手抜き防止に役立つ。

しかし、なるべく手を抜いたり、行わなかった作業があったりしても金額は引きたくない、という不謹慎な業者にとっては知られたくないものになる。

そのため「作業を初めてみないとわからない」とか「臨機応変に対応するので」などとごまかし、説明したがらない業者は要注意だ。

工程を元に材料や職人の手配をするので、どんな修理でも工程は必ず組んでいるはずだ。

仮でも良いので必ず工程は説明してもらうようにし、もし断られるようならそういった業者は避けるようにしても良いだろう。

自分でできる雨漏り予防のチェック法

コロニアルからの雨漏りを未然に防ぎ、万一発生しても被害を最小限に食い止めるには、早期発見に勝るものはない。

もちろん専門業者へ点検を依頼することが最も有効ではあるが、頻繁に行うことは現実的ではないため、ご自身で簡易的でも点検を行えるようにすることがベストだ。

 こまめにチェックを行うことでその兆候を発見し、素早く対応することが可能になる。

ここでは日常的に行える点検場所とその方法をお伝えする。

屋根裏を覗きシミの有無を見る

屋根裏を覗きシミの有無を見る

天井裏を覗ける場所があればぜひ中を覗いて頂きたい。

新し目の建物なら屋根下の天井のどこかしらに、四角いアルミ枠の天井点検口が設置されているはずだし、古い建物でも押入れや天袋の天井が押し開けられる場合もある。

懐中電灯で内部を照らし屋根下地の裏側を見える限り点検してみよう。

水のシミや乾いた跡があれば雨漏りをしていることになり、大至急専門業者へ連絡を取って頂きたい。

また屋根の裏面だけでなく天井裏全体を確認し、カビなどが発生していないか見てみるのも良いだろう。

小さいかもしれないが、早期にカビや腐れの原因が発見できれば、大きな被害を未然に防ぐことができるだろう。

外からの点検方法とポイント

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初歩的だが屋根を外側から点検するのは非常に有効な方法で、専門業者も必ず最初は外観の目視を行う。

お勧めは単眼鏡を使って離れた場所から瓦の状態をチェックする方法で、ホームセンターなどで1000〜2000円程度で売っている物で十分に確認することが可能だ。

天候が良ければコロニアルの色あせや艶落ちだけでなく、割れていないかもわかるのでじっくり点検しよう。

カビや汚れは材料の損傷や劣化に影響無いとは言え、単眼鏡で見ると予想以上の状態で塗装を考えるようになった、という方は多い。

また反りや膨張がないかはしっかりと確かめたいポイントで、これらが見えるようなら寿命の末期と言える。

発見した場合は早めにカバー工法や葺き替えを検討した方が安全だろう。

普段から音や湿気を気にする

普段から音や湿気を気にする

普段から天井裏の音や家の中の湿気の上昇など、環境の変化を気にするのも有効な雨漏り予防法だ。

雨漏りは音や湿気に現れるということを知っておくだけで、わざわざ大げさに点検を行わなくとも早期発見の確率は格段にアップする。

またそういう現象が無いか他の家族にも聞くことも大変有効で、気にする人が多ければさらに発見できる確率が上がることになる。

特に子供部屋は大抵2階の屋根下にあり、お子さんの年齢によっては部屋で過ごす時間も長いはずだ。

雨漏りの危険性と共にチェックポイントを伝えておき、わずかでも気になることがあったら知らせてもらうようにしよう。

火災保険を使って最低限の出費で修理

火災保険を使って最低限の出費で修理

もしコロニアルの損傷が台風や竜巻、豪雨や大雪など自然災害によるものであれば、火災保険で修理費を補償できる可能性もある。

火災保険と言うと火事の時に使うものと思いがちだが、実は自然災害による被害でも使うことができる保険が多い。

せっかく加入している保険が対応可能なら使わない手は無い。

ぜひ一度保険会社に確認してみることをお勧めする。

利用する上での注意

火災保険を利用する上で注意しなければならないのが、あくまで自然災害による損傷が対象であり、経年劣化による損傷は補償外になることだ。

ただしこれを一般の方が判断するのは困難なため、心当たりがあるようなら専門業者にその原因を確認してもらうことが第一歩となる。

また依頼する業者も保険申請の実績が豊富なところを選ぶよう注意して欲しい。

保険を利用する際はコロニアルの損傷が自然災害によるものであると確実に保険会社へ伝えなければならず、これには修理の上手下手とは違った専門的な知識が必要になってくる。

もし保険を申請した経験が少なければ、せっかく保険が利用できるケースなのに保険会社に却下される可能性もあるのだ。

保険利用の確率を高めるためにも、申請の実績を重視した業者選びをお勧めしたい。

代金の支払いタイミングに注意しよう

保険を利用して修理を行う業者の中には、保険会社の審査が終わる前に「必ず申請は通るから大丈夫」と、手付金の入金や着工を求めてくる者もいる。

もし手付金を入れたり工事を始めたりしていれば職人や材料を手配され、万一審査が通らなかった場合は全額自己負担になってしまう。

当たり前だが審査に絶対は無く、通る前に入金などを求めてくるのは業者側の都合に過ぎない。

必ず依頼をする前に条件を確認し、保険会社の審査が通ってからの代金の支払いや着工で構わないという業者を選ぶようにしよう。

まとめ

コロニアルは耐久性も高く、コストや地震の揺れなどにもメリットがある優秀な屋根材だ。

しかしその特徴や代表的な損傷箇所、そしてメンテナンス方法をしっかりと知ることが大切であり、その結果コロニアルの良さを十二分に引き出すことが出来る。

信頼できる業者に丁寧に点検や修理を行ってもらい、可能であれば火災保険を利用して費用を抑えながら、末永く大切な家を守ってもらえるよう手をかけてあげて欲しい。

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【記事監修】 山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士

建築業界での経験を活かしたWEBメディアを運営。内装工事マッチングサイト「アーキクラウド」創業者。WEBコンサル事業、コンテンツ販売事業にも携わる。Facebookお友達申請大歓迎です。その他WEB集客、自社メディア構築、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。

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