和室をフローリングにリフォームする!費用相場とDIY方法を全て公開

和室をフローリングにリフォームする!費用相場とDIY方法を全て公開

和室の畳は掃除が面倒であったり定期的に入れ替えが必要だったりと、維持に手間と費用がかかってしまう。

しかもベッドや家具を置くと不安定なため、フローリングへリフォームする方が非常に増えている。

そこで今回は和室の畳をフローリングへリフォームする費用相場を、建築のプロである一級建築士が詳細にお伝えする。

またDIYで張替えをする際の詳しい方法や注意点、さらには火災保険を使って費用の自己負担分を最小限にするテクニックなども解説している。

ぜひ最後まで目を通して頂き、出費を抑えながら快適なフローリングへとリフォームをして頂きたい。

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和室をフローリングにする費用相場

和室をフローリングにする費用相場

初めに和室の畳をフローリングにするリフォーム費用の相場をご紹介しよう。

詳しくはこの後解説しているが、戸建ては「根太+捨て張り合板+フローリング」、マンションは「下地調整材+捨て張り合板+フローリング(遮音等級LL-45以下)」で施工したものになっている。

また使うフローリングの材質によっても価格が変わるので、その違いもご理解頂いた上で相場をご覧になって欲しい。

・複合フローリング

薄い木版を何層にも貼り合わせたフローリングで、乾湿による変形が少なく施工後のメンテナンスを減らせるメリットを持つ。

また大量生産が可能で価格が抑えられており、近年の住宅の主流になっている。

・無垢フローリング

一枚の木版から作られたフローリングで、木が持つ風合いや肌触りが人気の材料だ。

保温性が高く調湿作用を持つなど見た目以外のメリットも持つが、複合に比べて変形が多く樹種によっては高価なものもある。

  • 戸建て
6畳8畳
複合フローリング170,000円〜200,000円〜
無垢フローリング180,000円〜220,000円〜
断熱材施工の加算額+10,000円〜+20,000円〜
  • マンション
6畳8畳
複合フローリング180,000円〜230,000円〜
無垢フローリング200,000円〜250,000円〜
断熱材施工の加算額+10,000円〜+20,000円〜

※古い畳など廃材処分費を含む。荒床の補修費や出張費がかかる場合は別途。

※仕上がりの高さによっては断熱材を施工できない場合あり。

 

基本工事を知り予想外出費を防ぐ

リフォームでは相場を知っていても、最低限の工事内容を知らなければ金額に見合った工事か判断することはできない。

悪意のある業者に当たってしまえば割高な費用請求をされかねず注意が必要になる。

そこでぜひ知っておいて頂きたい、フローリングの張替えで行われる工事の基本内容をご紹介する。

 

構造は根太+捨て張り+フローリング

戸建て住宅では畳を剥がした後に現れる荒床(あらゆか)の上に「根太+捨て張り合板+フローリング」と重ねていく。

根太を並べることでフローリングの下に空間が生まれ、人が乗るとたわんでクッション性を持たせることができ、高齢の方の足に優しい硬すぎないフローリングとなる。

しかも根太の間に断熱材を入れることで底冷えを防ぎ、冷暖房の効率を高めてくれる。

高齢の方の足に優しい硬すぎないフローリングとなる。

一方でマンションでは畳を剥がして「下地調整材+捨て張り合板+フローリング(遮音等級LL-45以下)」と作っていく。

マンションでは畳が戸建用よりも薄い20〜30mm厚の場合もあり、さらにその下に物件ごとにサイズの異なる下地が敷かれているケースも多い。

このため一番下が規格のサイズで作られている根太ではなく、入り口と高さが合わせるため現場ごとに下地を調整して作ることになる。

このため遮音性能を持つフローリングを使うことと併せ、戸建てより高いリフォーム費用が必要となるのだ。

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バリアフリーと断熱材を必ずチェック

バリアフリーと断熱材を必ずチェック

リフォームの見積もり金額をチェックする際に気を付けて頂きたいのが、入り口との段差が無いバリアフリーにする工事内容になっているかどうかだ。

現代では当たり前過ぎて聞き忘れてしまうところだが、格安のリフォーム業者では依頼しないと、張替えた部屋と入り口に段差が出来てしまうことがある。

特にマンションでは既に述べたように、段差をなくすためには下地を造りながら調整するため、どうしても工事代がかかってしまう。

しかしこれを合わせなければ職人の手間代や材料費がカットできるため、安さを売りにした業者は依頼主から言われなければバリアフリーにしない者もいるのだ。

同様に断熱材を入れるかどうかも暖かい家にしたい方はチェックが必要だ。

断熱材もサイズ調整に手間がかかることがあるが、その割に儲けが薄いため積極的に提案したがらない業者も少なくない。

ただし特に古い建物は断熱材の有無で住み心地や冷暖房のランニングコストが大きく変わってしまう。

いずれも希望をされる方は、見積もりを受け取った際ぜひ確認をするようにして欲しい。

 

DIYでフローリングを張替える

費用を抑える上でDIYは大いに効果的な手段であり、また自分で手を加えることで住まいに愛着も湧いてくる。

多少日曜大工に自信のある方ならこれを機会に挑戦してみると良いだろう。

以下に事前準備のポイントなどをご紹介する。

 

畳厚を確認して構造計画を立てる

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まず材料を手配する前に畳を上げて厚みを測り、前述の構造図を参考に新たなフローリング床の造りを計画しよう。

一般的な畳の厚みは55mmで、この範囲に根太or下地調整材、合板、フローリングが収まるように、それぞれの厚みを検討する。

戸建てなら根太30mm、合板12mm、フローリング12mmで合計が54mmとの計算になるが、梅雨〜夏時期の各木材の膨張を考え冬場の工事なら合板を9mmにしても良い。

あるいは今までが入り口の敷居より低く少し高さを上げたいなら、もう少し厚みのあるフローリングを選ぶなどして調整しよう。

マンションでもしっかりと入り口との高低差を測れば基本的に行うことは一緒で、根太ではなく希望寸法の木材を入れて高さを調整する。

せっかく張替えをするのであれば将来の自分のためにも極力段差を無くすのがお勧めで、慎重に計画をしてから材料を手配しよう。

 

採寸のポイント

使う材料が決まれば発注のために部屋のサイズを測ることになるが、建築物は機械製品のように寸法がミリ単位で正確には出来ていない。

そのため部屋の外側の縦横を測るだけでは材料の寸足らずが起きる可能性があり、中間の縦横もこまめに測ることが重要だ。

冬場の工事では壁際に数ミリの逃げ(隙間)を取る必要があり、その点も考慮した材料の計算が必要になる。

さらにフローリングは湿度で収縮をするため、冬場の工事では壁際に数ミリの逃げ(隙間)を取る必要があり、その点も考慮した材料の計算が必要になる。

ただ細かく測りさえすれば殆どの資材店で数量計算の相談には乗ってくれるので、まずはしっかりと多くのポイントを採寸するようにしよう。

 

マンションでは遮音等級がポイント

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マンションで張替えをする場合にポイントになるのが、フローリングの遮音等級だ。

多くの物件で下の住人への音の迷惑を防ぐため、管理規約で使うフローリングの持つ遮音等級を定めているからだ。

一般的なのはLL-45以下(新基準では△LL(I)-4相当)が多く、最近ではさらに優れたLL-40以下に定めた物件も出てきている。

これらの等級を満たす証明書類を管理組合に提出し、承認を得てから工事が認められるケースもあり事前の確認が必要だ。

また遮音等級の高いフローリングは13〜14mmの厚いものが多く、前述の高さ合わせにも注意をしなければならない。

マンションの場合はこれらを考慮しての作業となるので、確認と注意をするようにして欲しい。

 

実際の張替え作業

実際の張替え作業

材料の選定が終わったら実際の作業に入っていく。

具体的な作業内容は以下の記事を参考にして頂きたいが、DIYで失敗を防ぐには十分な時間を取り丁寧な作業を心がけることが非常に大切だ。

プロの職人で2日前後の工期になるが、未経験の方なら実働で1週間程度を見て取り組むことをお勧めする。

「傷補修から張替えまで全て解説!フローリングDIY完全マニュアル」

6.2 和室の畳をフローリングへ張り替え

https://shufukulabo.com/how-to-repair-flooring#i-18

 

賃貸にもおすすめな簡単リフォーム方法

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賃貸のアパートやマンションでは勝手にリフォームを行うわけにはいかない。

そこで畳をフローリングにするならウッドカーペットがお勧めだ。

フローリングの板がつながったカーペット状のもので、広げて敷くだけなので楽にフローリング化することができる。

ある程度の面強度を持つため、上に家具を置いても不安定にならないというメリットもあるが、1枚のサイズが大きいため敷くにはタンスなどの家具を一旦移動させる必要がある。

もし家具移動が困難なら、細かく分かれた軽量のフローリングシートを敷く方法もあるが、重い物を乗せると沈んで不安定になるのが注意点だ。

賃貸で畳に手を加えずフローリング化できるので、それぞれのメリット・デメリットを確かめた上で自分の使い方に合った方を選ぼう。

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専門業者へ任せた方が安心なケース

フローリングへのリフォームにはDIYでは手に負えない難しいケースもある。

安易に取り掛かり途中で手に負えなくなってから専門業者へ頼むと、それまでの材料や道具代、時間が無駄になるだけでなく、やりかけのDIY工事部分を撤去・処分する費用を請求される恐れもある。

以下にご紹介するケースは特に難易度た高いため、DIYではなく初めから専門業者へ任せることをお勧めする。

 

下地の荒床が傷んでいる

下地の荒床が傷んでいる

畳を剥がした下にある荒床(合板)が、腐ったり割れたり、下がっていたりするようなら早急に修理が必要だ。

そのままフローリングを被せても沈んでしまう恐れがあり、人が乗っていれぼ大事故に繋がる。

また破損ではなくてもカビや腐食があれば、やはりフローリングを痛めることになるので、貼る前に除去をしておく必要がある。

いずれも一般の方では難しい工事になるため、発見した場合は早急に専門業者へ連絡するようにしよう。

 

無垢材のフローリングを使いたい

無垢材のフローリングを使いたい

フローリングに無垢材を使いたい場合も専門業者に任せた方が安心だ。

無垢材は樹種によっては納品時にねじれや反りの変形が僅かながら起きており、それを平坦な合板の上にガタつかないよう貼るには、専門業者が持った削りなどの調整技術が必要になる。

また無垢材は張替え後に割れや反りが起きることも覚悟しなければならないが、DIYでメンテナンスを行うか有償で専門業者に依頼することになる。

さらにマンションの遮音等級を無垢材ではクリアできないため、その下に特殊な遮音マットを敷く手間も加わり、工事の難易度はさらに高まるだろう。

他にも樹種による収縮の違いを判断して壁際の隙間を取るなど、知識や技術を持って手間暇をかけられる方向けの材料になっている。

あまり手をかけずに無垢材の風合いやメリットを取り入れたいのであれば、扱いに慣れた専門業者へ任せた方が安心できるだろう。

 

信頼できるリフォーム業者の選び方

フローリングへの張替えをリフォーム業者へ依頼する場合は、その相手を慎重に選ぶ必要がある。

ネットで検索すれば数多くの業者が見つかるが、中には雑な工事をされたトラブルの話しもたくさん目に入ってくる。

ここではそういった被害に遭わないために、信頼できるリフォーム業者の選び方をご紹介したい。

 

工程をしっかり説明する

工程をしっかり説明する

工程とはどのような作業をどういった順番で行うかのことを指し、事前に説明するということは依頼主に行う工事を約束する意味がある。

これは真面目な業者としては当然のことであるが、一方で依頼主に気付かれないよう手抜きをして儲けを増やそうと考えている業者にとって、工程は知られたくないものとなる。

「様子を見ながら判断する」や「臨機応変に対応するので」などと、もっともらしい言葉で工程の説明を濁すようなら危険な業者のサインだ。

見積もりを受け取る際はその金額だけでなく必ず工程の説明を求め、あやふやな答えをするような専門業者は避けた方が安全と言えるだろう。

 

利用者の声がわかる

利用者の声がわかる

リフォーム業者を検索すると数多く見つかるが工事の腕にはバラつきがあり、粗悪な工事でトラブルになるケースもあるので選ぶときには注意が必要だ。

そこでしっかりした業者か見分ける上で大変役立つのが、実際の利用者の声だ。

例えば自社サイトを持ち、そこでリフォームをした方の感想などが姿がわかる形で紹介されていれば、依頼を検討する上で有効な判断材料になるだろう。

一方で文字だけで依頼者の感想を載せることは誰でもできてしまうため、特に良いことばかり書いてある場合は警戒をするべきだ。

しっかりした工事をしてくれる業者を見分けるには、生の声に耳を傾けて判断するのがやはりお勧めである。

 

専門業者に工事だけ依頼は危険

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専門業者の選び方ではないが、依頼の仕方について知っておいて頂きたい点がある。

近年はネットショップで一般の方でも細かな材料が購入できるため、金額を抑えようと自分で手配し工事だけ頼もうとする方がいるが、それは非常に危険だ。

腕の良い工事業者は常に仕事があるため一般の方の工事のみの依頼を受ける暇はなく、逆に工事のみを受ける業者は、仕事がなく腕があまり良くない場合が多いからだ。

このためせっかく費用をかけたのに不満だけが残る工事になる可能性が高い。

さらに一般の方が発注をすると材料の僅かな不足が起きがちで、工事に取り掛かってから判明すれば工期が伸び、その分の職人の人工代は追加請求されることになる。

金額も確かに大切だが工事をしっかり行ってもらうためには、材料の発注も含めて専門業者に任せた方が、安全で確実と言えるだろう。

 

格安に張替えをするなら火災保険を確認

格安に張替えをするなら火災保険を確認

フローリングに格安で張替えるなら、工事を行う前に加入している火災保険を確認してみて欲しい。

現代の火災保険は火事だけでなく、台風などの自然災害や盗難による被害など、住まいの損傷を幅広く補償するものになっており、もし畳が傷んでいて補償対象となるようなら張替え費用の一部が保険で支払われるからだ。

例えばうっかり重い物を落として痛めたなどの場合は「不測かつ突発的な事故による汚損・破損」として、台風での雨漏りでシミができてしまったなら「風災」として、条件が合えば補償されることになる。

ただし発生した日時や原因がはっきりしていたり、損傷部分の機能に支障が出ていたりするなど、保険適用にはいくつか条件がある。

お手元にある保険加入時の書類や証券で確認し、もしわからない場合は保険会社や保険申請実績が豊富な専門業者へ問い合わせるなどして、ぜひ利用できるかを確認をしてみて欲しい。

 

まとめ

まとめ

和室の畳をフローリングに張替えるには、その相場や基本の知識を持つことで予想外の出費を防ぎ、適切な業者を選ぶことができる。

またDIYを行う場合もどのような構造で張替えるかなど、確実な仕上がりにするためにも事前の計画が非常に大切だ。

もちろんDIYに不慣れな方やフローリングの状態によっては専門業者へ任せた方が安心であり、特に無垢はせっかくの良い材料を活かすためにもプロの技術に頼るようにしよう。

信頼できる専門業者をしっかり見極め、大切な和室をきれいなフローリングでリフレッシュしてあげて欲しい。

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【記事監修】 山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士

建築業界での経験を活かしたWEBメディアを運営。内装工事マッチングサイト「アーキクラウド」創業者。WEBコンサル事業、コンテンツ販売事業にも携わる。Facebookお友達申請大歓迎です。その他WEB集客、自社メディア構築、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。

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