ガルバリウム屋根とは?特徴と価格を徹底解説!

ガルバリウム屋根とは?特徴と価格を徹底解説!

ガルバリウム鋼板の屋根とはどのような屋根なのか、読者の皆さんはご存じだろうか。世の中には様々な種類の屋根材が存在し、それぞれに長所や短所があるが、一つ一つの特徴を明確に説明できる人は意外と少ない。

この記事では、高性能な屋根材として近年注目を集めているガルバリウム屋根の特徴や単価などの基本的な情報を詳しく解説し、新築で家づくりを考えている方や、屋根のリフォーム工事を検討している方にとって有益な記事となるよう、使える情報を盛り込みたいと思う。

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ガルバリウム屋根とは?軽くて丈夫で錆びにくい!

ガルバリウム屋根とは?軽くて丈夫で錆びにくい!

ガルバリウム屋根は金属屋根の一種であるが、アルミと亜鉛を主原料とする鋼板の表面にメッキ処理を施した屋根材である。一般的には錆びにくく、腐食しにくい素材として注目されており、「メンテナンスフリーで30年程度の耐久性がある」などと言われることもあるが、実際のところはどうなのだろうか?基本的な性能や耐久性・メンテナンス性を見てみよう。

 

ガルバリウム屋根の基本的な性能とは?

ガルバリウム屋根については世間一般的には「高性能」「耐用年数が長い」というような評判を聞く機会が多いかもしれない。しかしながら、実態はどうなのかを知っている人はそこまで多くない。一般的には、

・耐用年数が長い

・施工価格が安い

・錆などの腐食に強い

・軽量

ということが言われている。それぞれについて、より詳細に見てみよう。

 

・耐用年数が長い

耐用年数が長い

ガルバリウム屋根の耐用年数は20~30年程度と言われている。期間に10年程度の幅があるのは、その屋根材が置かれた環境やその地域の気候風土などにより耐用年数は変わってくると思われるからである。

例えば、海岸線のそばなどの塩害が想定される地域などでは通常よりも早い段階で錆びの発生が懸念されるだろうし、台風が通りやすい地域では飛来物などによる物理的な損傷も気になるところだ。このような要因により、ガルバリウム屋根は劣化が進行していく。

したがって、メーカーが発表する耐用年数はあまりあてにせず、あくまで目安として捉えておいた方が良いだろう。特に散見されるのが、「メーカーや工務店がガルバリウム屋根は30年持つと言っていたから、特にその間メンテナンスしていない」ということである。これは絶対に避けて頂きたい。

その屋根材の置かれている状況により適切なメンテナンス時期は微妙に変化するが、基本的には「メンテナンスフリーの屋根材は存在しない」と思っておいた方が良いだろう。その屋根材の劣化状況や損傷状況を見ながら、表面塗料の塗り替えや葺き替えなどの処理を施していく必要がある。

・施工価格が安い

・施工価格が安い

ガルバリウム屋根の新築時の施工価格の相場は材料費や施工費も含めて6,000円~8,000円/㎡である。コロニアル屋根の新築時の施工価格相場が5,000円~7,000円/㎡程度であるということを考えると、必ずしも「施工費用が圧倒的に安い」とは言えないということになる。もちろんその後の定期的なメンテナンスコストや補修時の費用を比較したときにどちらが安いのかはケースバイケースにはなるが、手放しに「ガルバリウム屋根は施工費が安い」と考えているなら、多少認識を改める必要がありそうだ

・錆などの腐食に強い

・錆などの腐食に強い

金属というものは錆が発生しやすい素材であるというイメージをお持ちの方は多いと思われる。確かに街を歩いていると、トタン屋根などでかなり錆が進行している物を見かけることがあるが、ガルバリウム鋼板に関してはどうだろうか?

ガルバリウム鋼板を供給しているメーカーやガルバリウム屋根の施工が得意な工務店は「錆びない」素材としてガルバリウム屋根を紹介していることがあるが、これを100%信じるのは少し考え物である。

結論から言うと、たとえガルバリウム鋼板であっても「錆びることがある」ということである。錆びにくい素材であるということは確かだが、どんな環境にさらされていても錆びない金属屋根というのは存在しないのだ。

ガルバリウム屋根が錆びてしまう原因としては、施工時に職人が錆の付いた素材でガルバリウム屋根を引っ掻いてしまったことによる「もらい錆」と呼ばれる現象や、台風や風災発生時に飛来物により屋根材表面部が損傷してしまい、そこから錆が発生するということも考えられる。錆の発生はゆったりと確実に進行する。気付いた時には雨漏りなどという最悪の形で判明することが多いため、こうした兆候を見逃さず、できれば定期的に錆が回っていないかどうかなどをチェックしておくと良いだろう。

・軽量

軽量

ガルバリウム鋼板は他の屋根材と比較しても軽量であると言われることが多い。具体的に、代表的な他の屋根材と比較してどのくらい重量に差が出るのか比較してみよう。

屋根材重量(1㎡あたり)
ガルバリウム約5~6㎏
スレート約20㎏
日本瓦約60㎏

表を見ても明らかなように、ガルバリウム屋根は他の屋根材と比較しても圧倒的に軽いことがわかる。古くから日本の建築様式の中心に位置していた日本瓦と比較しても、何と10倍近く重量に差があることがわかる。

では、屋根材の重量が軽いということは、どのようなメリットがあるのだろうか。具体的には、以下の3つのメリットが挙げられる。

屋根材が軽量であるメリット1:施工や解体が容易

屋根材が軽量であるメリット1:施工や解体が容易

屋根材の重量が軽いということは、現場の屋根職人にとっては施工が容易になるということを意味する。屋根の新築工事や葺き替え工事などの工程においては、当然のことながら現場の職人は2階以上の高さに足場などを利用して上ることとなる。

こうした高所作業においては足元が不安定な上に、両手が不自由な状態で作業をしなければならない。いかに熟練した職人と言えども、屋根の上での作業は一歩間違えば命の危険もある、大変リスクのある作業なのである。

このような危険な状態において、日本瓦などの重量の重い屋根材を施工するとなるとどうだろう。作業の難易度が非常に高度になるということは想像に難くない。

ガルバリウム鋼板は、今回紹介した代表的な屋根材の中でも最も軽い屋根材であるがゆえに、屋根の上での施工作業も比較的スムーズに行えるという利点があるのだ。このことは、施工品質の確保や工期を短縮することとも密接な関係があると言える。施工が容易なほど、職人による出来栄えのバラつきが少なく、短い工期で作業を行うことができるという訳だ。

屋根材の軽さは、施工の時にのみメリットを持つものではない。住宅の解体時やリフォーム時の屋根材の撤去作業時にも、同じことが言える。

また、施工前後に屋根材を運搬する際にもさほど手間なく、容易に作業を完了することができるという点も見逃してはならない。ガソリン代などの燃料費が年々高騰してきている昨今にあって、運搬物はより軽い方が消費燃料を抑えることが可能になるのだ。

この意味においてガルバリウム屋根のような軽い屋根材は、CO2の削減や車両燃料の節約などに貢献しているということができる。

屋根材が軽量であるメリット2:建築後の間取り変更が比較的自由

屋根材が軽量であるメリット2:建築後の間取り変更が比較的自由

家とは、建築した瞬間がゴールではない。むしろ、建築した時から家族の生活が始まるものであり、そこから数十年、時には100年以上の時間を過ごすこととなるものである。

建築した当初から年月が経過すると、家族の状況も少しずつ変化していくことが多い。子供が増えたり、逆に子供が独立したり、あるいは高齢の両親に介護が必要となり、同居の必要が生じる、などということもあるだろう。

このような時に一度建ててしまった家を解体して、新しい家を建てるわけにはいかないのが実情である。実際には、間取りの変更や壁の新設などを通して、家族の状況の変化に対応していくということが必要になってくる。

一見すると屋根材の軽さとは関係のないことのように思われるかもしれないが、実は屋根材が重ければ重いほど、それを支えるための柱や壁などの耐力壁を多く設けなければならないのだ。

したがって屋根材を軽くするということは、それだけ耐力壁を少なくしても建築基準法上求められる耐震基準を満たすことができるため、自由度の高い間取り設計が可能になるというわけだ。

このように、ガルバリウム鋼板のような軽量な屋根材は、建築後の間取りを柔軟に考えたいというニーズにも応えることができるのである。

屋根材が軽量であるメリット3:耐震性が向上する

屋根材が軽量であるメリット3:耐震性が向上する

屋根材の重量と住宅の耐震性能は実は深い関係にあるということは、意外と知られていない。そのことには、家の重心が関係している。

通常、日本瓦などの重い屋根材を採用した住宅の場合、屋根全体の重量が重くなる。この時、住宅の重心は高い位置に存在する。このような状況下で地震の強い揺れを受けると、どうなるだろうか。地震の影響を受けて住宅の揺れ幅が大きくなるということは容易に想像ができることだろうと思われる。

揺れ幅が大きくなることによって住宅は倒壊せずとも、壁や柱などの各所にズレを生じ、ひび割れなどの被害を被る可能性がある。

屋根材を軽くすることによって建物自体の重心を下げ、強い揺れを受けた場合の揺れ幅を抑えることが可能になる。軽い屋根材を採用するということは、地震の揺れにも強い住宅を作るということにも繋がるのだ。

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ガルバリウム屋根の耐久性・メンテナンス性

ガルバリウム屋根の耐久性・メンテナンス性

家とは建てた時がゴールではなく、建てた瞬間からが本当のスタートであるということは先ほど述べたとおりである。

つまり、家自体の耐震性能や防水性能などの基本的な性能はもちろん重要だが、それらの要素と同様に、家の耐久性やメンテナンス性が極めて重要になってくるのである。例え意匠面で非常に優れており、防水性能や耐震性能などの基本的な性能が秀でていても、それらの性能を維持するために非常に高額な費用がかかったり、そもそも維持すらできないというものであったら長く住み続けることは不可能である。

その面からも、屋根材の耐久性・メンテナンス性というのは家の住み心地や快適さを語る上でも一体不可分の要素であると言える。

ガルバリウム屋根に関しては、世間一般的には耐久性が高く、メンテナンスにもさほど費用と手間がかからないということを言われてはいるが実際にはどうなのか、本項で詳細に解説していく。

・ガルバリウム屋根の耐久性

・ガルバリウム屋根の耐久性

ガルバリウム屋根の特徴の一つとして、「錆びにくい」ということが挙げられる。金属屋根である以上は「絶対に錆びない」ということは言い切ることはできないが、金属屋根にとって最大の敵である「錆び」に強いということは、耐久性の面で他の屋根材と比較しても優位性があると言える

以下に、代表的な屋根材の耐用年数をまとめているので、参考にしてほしい。

屋根材耐用年数
スレート20~30年
ガルバリウム25~30年
日本瓦50年~

日本瓦に比べると耐用年数は劣るが、それでもスレートよりも若干性能を維持することができる期間が長いということがわかる。ただ、あくまでこうした数値は目安であり、屋根の置かれた状況やその地域の気候風土、実際の屋根の劣化状況を見た上で判断しなければならないのは言うまでもない。

・ガルバリウム屋根のメンテナンス性

・ガルバリウム屋根のメンテナンス性

いかなる屋根材であっても、「メンテナンスフリー」ということはあり得ない。建築後に何のメンテナンスも施さなくてもいいと主張するサイトやメーカーの宣伝文句を目にすることがあるが、100%信じてしまうのは危険である。屋根材は前述したように、太陽からの紫外線や風雨を始め、飛来物の物理的な影響を受ける機会が多いため、建築後に全く劣化状況を確認しない、という状況だけは避けておいた方が無難であると言えるだろう。

屋根材ごとのメンテナンス周期をまとめたので、こちらもチェックしておこう。もちろん、以下に掲載している年数できっかりメンテナンスを行わなければならないという訳でもないため、参考程度に留めておいていただきたい。実際の劣化がさほど進行していなければメンテナンス周期は遅らせることが可能であるし、逆に沿岸地域にる住宅や気候変動の激しい地域にある場合には早期のメンテナンスが必要となってくる。

屋根材メンテナンス周期メンテナンス方法
スレート約10年毎塗料の塗り替え
ガルバリウム約10~15年毎定期的な水洗い

塗料の塗り替え(表面塗装有の場合)

破損部の部分補修

日本瓦約30年毎漆喰詰め直し

ズレ・破損した瓦の交換

 

ガルバニウム屋根の単価を徹底解説!

ガルバニウム屋根の単価を徹底解説!

高性能で耐用年数も長い屋根材であるガルバリウム屋根だが、実際に施工を考える際に気になるのが費用の問題である。いくら高性能であると言っても、非常に高額な施工費がかかってしまうということであれば屋根材として採用するのをためらってしまうだろうし、作業工程が煩雑で、工期も非常に長くなってしまうと、様々な悪影響が出てしまうため、慎重に検討する必要がある。この項では、ガルバリウム屋根の単価相場と、実際に施工する段になった時に、どのような作業が必要になるのかを併せて解説する。

 

ガルバリウム屋根の単価の相場は?

ガルバリウム屋根の単価の相場は?

代表的な屋根材の単価相場(新築の場合)は以下のようになる。もちろんすべてのケースにおいてこの価格帯の中に収まるという訳ではなく、あくまで目安の金額であるということに注意が必要である。

屋根材新築時の単価相場(屋根面積1㎡あたり)
ガルバリウム6,000~8,000円
日本瓦8,000~10,000円
スレート5,000~7,000円

上記の表で明らかなように、単価相場は日本瓦と比較するとやや安く、スレートと比較するとやや高いということがわかる。あとは、前項で解説したようにメンテナンス周期がスレートよりも長めに取れるということからも、長い目で見るとお得感があるのかもしれない。もちろん建築後に屋根がどのような状況にさらされるのかは建ててみないとわからないため、「どちらの方が明確に得である」ということが言い切れないのが実情である。

 

施工に際してどのような作業が必要となるのか?

実際にガルバリウム屋根を施工する段取りになると、どのような作業が必要になるのかを解説しよう。新築であれ葺き替えであれ、作業の基本的な部分はほとんど同じである。各段階において注意すべき項目についても付記しておいたので、参考にしてもらいたい。

1.足場組み

1.足場組み

足場の施工は、屋根の工事はもちろん、住宅の建築やリフォームなどにおいては欠かせない作業であると言える。足場なしには、当たり前ではあるが高所での作業などはできるはずがない

足場は職人の安全確保が主な目的ではあるが、それを通して施工品質を確保することができるという面もある。つまり、安定的な作業場を確保することにより、丁寧に、かつ迅速に作業を完了することができるのだ。

また、屋根の施工やリフォームなどの際には粉じんや騒音が発生する場合がある。こうした工事特有の悪影響を極力近隣の住戸に対して与えないように配慮する目的もある。足場の架設と共に家の周囲に展開する目隠しシートは、周囲から中の様子を見渡せないようにするだけではなく、騒音や粉じんを軽減するという大切な役割をも担っているのだ。

2.野地板の施工

2.野地板の施工

別名「コンパネ」や「下地材」ということもある。防水シート(ルーフィングシート)を施工するための前段階で、厚さ9mmもしくは12mmの構造用合板を主に用いる場合が多い。文字通りガルバリウム屋根の下地とするための板である。

屋根葺き替え工事の際は、この野地板が雨漏りや湿気などによって腐食しているケースがあるため、既存の状態のまま流用しても良いのかどうかを必ず確認しておくことをおすすめする。あまり損傷や腐食がない状態だと新しい屋根材の下地材として問題なく流用が可能だが、腐食が進行しているにも関わらずそのまま新しい屋根材の下地材として使用してしまうと、後々屋根裏の柱や梁が腐食したり、雨漏りなどのトラブルに発展してしまう可能性もあるのだ。

3.ルーフィングシートの施工

出典:https://www.tajima.jp/waterproof/

「アスファルトルーフィング」や「防水シート」などという場合もある。住宅の屋根の防水性能を考える上でも、この工程が最も大切な工程であると言っても過言ではない。

仮に仕上げ材(ガルバリウム屋根)本体が防水機能を損なっていたとしても、このルーフィングシート自体が無傷であれば、室内への水の侵入は回避することができる。天井から雨漏りが発生した際は、仕上げ材の損傷や腐食はもちろんのこと、ルーフィングシートに何らかの不具合が発生しているとみて間違いはないだろう。仕上げ材が施工されてしまえば、外部からは一切その様子がうかがい知れない部分のため、せめて施工中に一度は現場監督にお願いして安全対策をとった上で足場に上がらせてもらい、ルーフィングシートの施工状況を確認しておいた方が良いだろう。それが無理なら、せめて施工現場の写真撮影だけでも依頼しておくと良い。

5.仕上げ材の施工

5.仕上げ材の施工

ルーフィングシートが正しく施工されているのを確認したら、いよいよ仕上げ材を施工する段取りになる。ガルバリウム屋根は上述したように錆びにくく、耐用年数の比較的長い屋根材として注目されてはいるが、その性能を過信し過ぎてはならない。

実は、建築後に発生するガルバリウム屋根の錆のほとんどが施工時につけられた傷などによるものであるということは、あまり知られていない。その原因の多くは、もちろん止むを得ない場合もあるが、職人の技量不足ということも一因として考えられる。

新築やリフォーム時の見積取得の際には、その業者がガルバリウム屋根の施工に関してどのくらいの知見を有し、施工実績を保有しているのかあらかじめ確認しておくことをおすすめする。

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6.棟板金の施工

出典:https://modernize.com/home-ideas/32342/cost-install-ridge-vent

最後の工程として、棟部分に雨仕舞いのための板金を施工する段取りになる。屋根の形状によってこの棟部分の分量も変わってくるため、見積取得の際にはどのくらいの分量の棟板金を施工するのか、事前に確認しておくと良いだろう。

この工程においても、屋根材や棟板金に傷が付いたりすることがあるため注意が必要である。多くは釘に付着している錆からのもらい錆や、棟に施工する板金がガルバリウム屋根自体に接触し、傷がついてしまうというリスクも考えられる。

この最後の工程においても、足場が撤去されないうちに一度は現場を見て、雨仕舞いがしっかりと行われているか、傷やもらい錆が発生していないかなどを確認しておこう。

 

ガルバニウム屋根のメリット・デメリットを知る

ガルバニウム屋根のメリット・デメリットを知る

ガルバリウム屋根の特徴や単価などがわかったところで、ガルバリウム屋根を採用することによりどのようなメリット・デメリットがあるのかを解説しよう。初めに断っておくと、「デメリットが一切ない屋根は存在しない」ということである。どのような屋根材を選択したとしても、仮にどれほど高額な屋根材を購入したとしても、メリットと共にデメリットも必ず存在するというのが一般的である。

 

ガルバリウム屋根のメリット

ここでは、ガルバリウム屋根のメリットを紹介する。

メリット1:錆びにくい

メリット1:錆びにくい

既に述べたように、ガルバリウム屋根は他の金属屋根と比較しても錆が発生しにくいというのがメリットであると言える。

錆が屋根材に発生してしまうと、外観上の意匠が損なわれるというデメリットがある上に、錆の進行により屋根材に穴が開いてしまい、防水性能を著しく損なうリスクもある。

錆が発生しにくいというのは、こうしたデメリットをあまり深く考えなくても良いということではあるが、前述したように「絶対に錆びないということではない」という点に注意が必要である。前項で述べたように施工時の貰い錆や引っ掻き傷等を主原因として、錆が発生してしまう可能性もあるため、施工時の目視によるチェックや定期的な確認が求められる

メリット2.耐用年数が長い

メリット2.耐用年数が長い

置かれている環境などにより違いはあるが、ガルバリウム屋根の耐用年数は約25~30年程度と言われている。この年数は、ガルバリウム屋根と並んで代表的な屋根材として知られているスレートと比較しても、やや長い年数であることがわかる。(スレートの一般的な耐用年数は約20~30年程度)

ただし、メンテナンスフリーの状態でここまでの期間性能を維持し続けるかというと必ずしもそうではなく、定期的なメンテナンスと劣化具合のチェックは欠かせないため、その点については施工後も注意が必要である。

メリット3:耐震性能が高い

メリット3:耐震性能が高い

ガルバリウム屋根は軽量な屋根材であるため、高い耐震性能を得ることが可能である。なお、屋根材が軽量であることのメリットについては、「見出し1:ガルバリウム屋根とは?軽くて丈夫で錆びにくい!」の項でご紹介した通りである。

 

ガルバリウム屋根のデメリット

ガルバリウム屋根のメリットに対して、ここではデメリットを見ていこう。

デメリット1:スレートと比較すると施工費用が高い

デメリット1:スレートと比較すると施工費用が高い

スレートと比較すると、施工費用が高めになってしまうのがガルバリウム屋根のデメリットと言える。また、上述したように施工時の不具合(もらい錆、引っ掻き傷)により建築後に錆が広がってしまうため、施工の際は熟練した職人が神経を使う必要がある。

このこと等により、施工費用が少し高めになってしまうというデメリットがある。

デメリット2:塩害に弱い

デメリット2:塩害に弱い

沿岸地域などにおいて潮風の影響を受けるようなケースだと、ガルバリウム屋根の劣化が通常よりも早く進行してしまうため、施工の際にはガルバリウム屋根を選ぶかどうか自体を慎重に検討する必要がある。いくら「錆びに強い」とはいえ、金属屋根は全体的に錆に弱いため、このデメリットは致し方ないことのように思われる。

デメリット3:デザインが劣るという意見もある

デメリット3:デザインが劣るという意見もある

家のデザインや意匠の感じ方については人それぞれであるが、ガルバリウム屋根は全体的に「デザインが安っぽい」という指摘を受けることがある

確かに瓦屋根や化粧スレートなどと比べると、多少高級感に欠ける部分はあるかもしれないが、自分が気に入るのであればそうした評判などに耳を貸す必要はない。家とは、ほかならぬ自分とその家族の為に建てるための物であり、デザイン面でも周囲の評判や指摘など気にせず、自分のお気に入りを選びたいものである。

ガルバリウム屋根に関して言うと、近年は各建材メーカーから年々多くの種類が発売されており、デザインも多種多様なシリーズの中から選ぶことができるようになっているため、「デザインが安っぽい」という評判は、むしろ一昔前のイメージの名残であるということができるかもしれない。

 

ガルバニウム屋根はこんな人におすすめ!

前項で紹介したようなガルバリウム屋根のメリットやデメリットを踏まえ、どのような人にガルバリウム屋根が向いているのかを解説しよう。

 

メンテナンスにあまり費用と時間をかけられない

メンテナンスにあまり費用と時間をかけられない

ガルバリウム屋根は耐久性が高い屋根材であり、メンテナンスコストも他の屋根材と比較してあまりかからないということは既に説明した通りである。したがって、ガルバリウム屋根は、住宅のメンテナンスにあまり費用と時間をかけられないという人には向いている屋根材であるということができるかもしれない。

ただし、建築されてから一切のメンテナンスが必要ないということなのかと言えば、そうとは言えない。屋根材は外気に常にさらされ続けているものである以上、経年による劣化が発生したり、飛来物等による損傷が発生したりするということは容易に想像できる。

建築後のガルバリウム屋根のメンテナンスについては、実際の屋根材の損傷・劣化状況に合わせて行うのがベターであると言えるだろう。もちろん何の問題もないのに塗装の塗り替え作業などのメンテナンスを行う必要はないが、あくまで必要に応じてメンテナンスをかけていった方が、結果的にはメンテナンスコストが安価で済む場合が多い

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沿岸地域や酸性雨の降る地域に住んでいない

沿岸地域や酸性雨の降る地域に住んでいない

ガルバリウム屋根は金属製の屋根である。「錆びに強い」という宣伝文句が多くのメーカーなどから言われてはいるものの、「確実に錆びない」ということを言うことはできない。したがって、錆が発生する要因から遠ざけるのがベターである。

この点で、塩害地域や酸性雨の降る地域に住んでいる人は、新築時や屋根リフォーム時にガルバリウム屋根を選択することはお勧めできない

海水に含まれている塩分や酸性雨は、金属製屋根の腐食を促進させる可能性が高いため、メンテナンスコストや性能を維持するための費用がかさむということが想像されるためである。

 

屋根リフォームにおいてカバー工法を検討している

屋根リフォームにおいてカバー工法を検討している

屋根リフォームを行う際に、カバー工法を選択したいと考えている人は、ガルバリウム屋根が向いていると言える。特に現在コロニアル屋根を採用しており、一定程度の年数が経過した後、これから屋根リフォームを検討している方などは、ガルバリウム鋼板をおすすめする。

カバー工法とは、屋根リフォームの工法の一つで、既存の屋根材の上から、新規の屋根材を重ね葺きする工法である。

ガルバリウム鋼板がカバー工法に向いている理由としては、その軽量性が挙げられる。既存屋根の上から新しい屋根を葺く工法である以上、屋根の総重量は「既存屋根+新規屋根」であることは言うまでもない。ガルバリウム鋼板を用いたカバー工法については既に工法が確立しており、多くの建材メーカーや各種団体が推奨していることからも、屋根リフォームを検討する際の選択肢の一つとして考えておいても損はないと言える。

ただし、やみくもにカバー工法を推奨しているわけではないことに注意が必要である。予算が潤沢にあれば、カバー工法でなく既存屋根の撤去を行う葺き替えの方がデメリットが少ないと言える。

既存屋根を新しい屋根の下に残すカバー工法は、既存屋根が抱える問題をそのまま住宅の一部分として残すことになるため、雨漏りや屋根裏の木材の腐食などに繋がりかねないのである。

 

リフォームでガルバニウム屋根を考える際に知っておくべきこと

ある程度の年数が経過してくると、屋根のリフォームを検討しなければならない。リフォーム時には考えなければならないことが山ほどあり、全てに手が回らないというのが実情である。事前に押さえておくべき項目を知っておけば、いざという時に慌てることなく、適正な時期に適正な価格でリフォーム工事を発注することが可能になるのだ。

 

業者選定と費用面

業者選定と費用面

ガルバリウム屋根の単価相場は前述したとおりであるが、実際にその金額が高いのか安いのか、素人にはまるで判断がつかないものと思われる。漫然と適当な業者に屋根リフォームを依頼し、なんとなく発注をしていたとすると、大損することにもなりかねない。リフォーム工事の費用を考える上では、以下のような考え方・行動が必要になってくる。

・必ず相見積を取得する

・必ず相見積を取得する

屋根のリフォーム工事に限らず、何らかの工事をしようとする場合や、物を買おうとする際には基本となる考えである。複数社のサービスの内容や質、価格などを比較することにより、それぞれの共通点や「相場観」を把握することにも繋がる。また、工事においては「どのような作業がどのくらい必要になるのか」という細かい部分まで知ることができるため、検討の際には必ず複数社から相見積を取得するようにしたい

・相見積を基に、実際に交渉する業者を選定

・相見積を基に、実際に交渉する業者を選定

複数社(できれば5~7社)の相見積を取得したら、全ての業者と価格交渉を行うわけにはいかない。時間がたくさんある方ならまだしも、多くの人にとってリフォーム工事に関する検討に割く時間は本業の仕事の隙間時間になるケースが多く、できることなら時間も節約したいものである。

以下の条件を参考に、交渉のテーブルに挙げる前にシャットアウトする業者を選定したい。

 ・著しく工事価格が高い。(明らかに中間マージンを乗せすぎている)

 ・見積依頼時から誠意が感じられない、業者と連絡がほとんど取れない

 ・見積の納期を守らない

 ・担当者との肌感覚が合わない(会話のキャッチボールができない)

上記の条件により業者を2~3社に選定することにより、その後の交渉をスムーズに進めることができる。是非、参考にしたうえで活用して頂きたい。

・直接交渉の際には、具体的な工期や工法も確認

・直接交渉の際には、具体的な工期や工法も確認

リフォーム工事において、工期をできるだけ短くするというのは非常に重要なことである。特に屋根リフォームの場合は、その家で家族の生活を送りながら施工することになるため、洗濯物や日当たり、粉じんの発生など、工事期間が長引けば長引くほど、家族の生活に与える影響は大きくなる

この直接交渉のタイミングで、工期のことについてもしっかりと確認しておく必要がある。またできれば、どのような工具を使ってどのような工事を行うのかという事も確認しておくことをおすすめする。こうしたことを確認しておくことで、実際に工事を開始した後の状況を具体的にイメージすることが可能になるのだ。また、交渉のテーブルに上げる業者同士の条件を合わせるという意図もある。

・最後に価格の交渉

・最後に価格の交渉

具体的な工期や工法の話がある程度できたら、最後に価格交渉を行っていく。話を進める中で、ある程度各業者のスタンスや誠実さが見えてくるものと思われるため、「ここに是非以来したい」と思う業者に対して、「是非貴社にお願いしたい」という旨を伝えた上で、費用の値引きを依頼する。この際、相見積を取得した中でも最安値の金額を伝えるのもいいかもしれない。当該業者からの最終回答を待って、最終的に施工業者を決定することとなる。

 

施工時の不具合による錆の発生

施工時の不具合による錆の発生

実際に施工をお願いした後、施工の不具合はないに越したことは無いが、人間が施工するため、施工ミスやちょっとした不具合が発生してしまうリスクは付き物である。

ガルバリウム屋根の施工にあたって気を付けたいことは、施工時に釘や工具からのもらい錆が発生してしまうことである。

ガルバリウム鋼板は「錆びにくい」屋根材として注目されているが、やはり全ての錆を100%防ぐことはできないというのが実情である。

・赤錆

赤錆は、金属の表面に何らかの傷がついてしまったときに発生する錆のことである。普段、屋根は人の手の届かない場所にあるとは言え、様々な要因により傷が付いてしまう。施工時に職人がうっかり付けてしまう傷なども、赤錆の原因となり得る。

また、台風発生時や強風時などに飛来物により傷が付くパターンも考えられる。いずれの場合も共通して言えるのは、それらを完璧に防ぐことはできないという事である。

・白錆

ガルバリウム屋根表面の亜鉛の成分が表面に露出してしまう状態を「白錆」と呼ぶ。湿度が高く、気温の高い地域において特に多く見られる現象である。

錆とは言っても直ちに補修や何らかの対応が必要なものではなく、美観を損なうとというレベルのもののため、ガルバリウム屋根に白錆が所見されたら、水で洗い流す程度で白錆を除去することが可能な場合が多い。

・もらい錆

読んで字の如く、他の金属から錆を「もらった」状態がもらい錆である。主には、施工中にネジや釘、その他の板金など錆が付着している金属がガルバリウム屋根に接触することにより赤錆が発生するものである。

もらい錆の発生を防ぐためには、錆の付いた金属の接触を防ぐための行き届いた施工管理が望まれる。

 

ガルバリウム屋根のリフォームや補修の自己負担額を抑えるには?

ガルバリウム屋根のリフォームや補修の自己負担額を抑えるには?

これまでの説明で、ガルバリウム屋根の特徴や気を付けるべき項目がある程度は理解できたものと思われる。

ガルバリウム屋根はいくら錆びにくく、耐用年数が長いと言っても、決してメンテナンスフリーという訳ではない。必要に応じた適切なメンテナンスが必要不可欠なのだ。

しかしながら、こうしたガルバリウム屋根にかかる補修やリフォームに関するコストについては高額になる場合が多いため、なかなか踏み出せないという人も多いかもしれない。

家の周辺環境やその地域の気候風土などからガルバリウム屋根の概ねの補修時期を予測し、想定されるリフォーム時期に向けて毎月決まった金額を積み立て、いざという時に資金不足に陥らないような補修計画を立てることができれば理想的だが、実際はなかなかそうもいかないというのが実情ではないだろうか。お金が貯まっていなければ、仮に屋根材の不具合に起因して雨漏りが発生していたとしても、補修等の対応もできないと諦めてしまってはいないだろうか。

ここで、火災保険のことを思い出していただきたい。特に住宅ローンを利用して家を建てているという人などは、火災保険の付保が必須になっているケースが多いため、ほとんどの家に火災保険が掛けられていると言って良いだろう。

火災保険については「いざという時のお守り」という考えの下、契約から期間満了まで保険金請求はおろか、保険証券をじっくりと見ることなく終えるという方も中にはいるようだが、これは大変もったいないことである。

・火災保険で何が補償されるのか

・火災保険で何が補償されるのか

火災保険では、火災が発生して家が燃えてしまった場合などに保険金が支払われるという事は、誰もが知っている当然のことである。裏を返せば、「そのくらいの大規模な事故が起こらない限り、火災保険を思い出す余地はない」という面もあるのではないだろうか。しかし、実は火災保険の補償内容は決して「火災による損害」だけではない

実は火災保険においては火災による損害の他、風災による損害も補償されるという契約内容になっている場合がほとんどであるという事を知っている人は意外と少ない。

この風災補償の対象となる事故は、実は多くの家において発生しているそれに気付けるかどうかで、ガルバリウム屋根のリフォームにかける自己負担額をゼロに、あるいは大幅に減額することができるかどうかが変わってくるのである。

・火災保険の支払対象になるかどうか、迷ったらまずは専門業者に問い合わせを

・火災保険の支払対象になるかどうか、迷ったらまずは専門業者に問い合わせを

自分の家が火災保険の支払い対象となる事故に遭っているのかどうか、素人が判断することは難しい。屋根が傷ついたり劣化したりするのには様々な要因があるからである。しかしながら、保険会社が派遣する鑑定人や、屋根リフォームの専門業者が調査すれば、どのような原因で屋根が傷ついたのか、すぐにわかるものである。

このため、「自分の家では特に損害など起こっていない」などと決めつけず、まずは専門業者に調査を依頼することから始めると良いだろう。

ここで、なぜ最初に保険会社ではなく専門業者に相談することを勧めているかと言えば、保険会社は、支払う保険金を減額したい、あるいはできれば保険金を支払いたくないのが一般的だからである。保険会社にとって保険金支払いというのは「できれば避けたいイベント」であるのは間違いなく、支払う保険金額が多くなればなるほど、保険会社の経営上も問題が生じてしまうのだ。

こうした利害関係の中で、建築や火災保険に関する知識が全くない素人がいきなり保険会社に連絡したとすると、保険会社に対して、「保険金を減額、あるいは支払わなくても良い」理由をふとした拍子に与えてしまうことになりかねないすなわち、様々な質問を通して、保険会社は保険金を減額させるための理由を探してくるのだ。これには注意をする必要がある。

火災保険を利用して屋根の補修を行おうとしたときに、まずは専門業者に相談するべきというのは、こうしたやり取りを経て保険金が減額されるのを防ぐために最低限必要となる知識を得るためである。特に火災保険を利用した屋根リフォームを多く経験している専門業者の場合、そのために必要なアドバイスができる場合が多い。これを利用しない手はないという事である。

保険会社や鑑定人による調査の結果、風災による損傷部分の補修について火災保険を使うことが妥当であると認められれば、晴れて自己負担額ゼロにより損傷部分の補修を行うことができる。さらに、損傷個所の補修の為に屋根材の葺き替えが必要であるという合理的な理由があれば、既存屋根を撤去して新規の屋根を葺き替えるリフォームを行うことができる

以上が、火災保険を利用して屋根の補修やリフォームを自己負担額ゼロで行うために必要な考え方である。

・補修費用の全額が補償されずとも、自己負担額を減らすことはできる

・補修費用の全額が補償されずとも、自己負担額を減らすことはできる

屋根の損傷が風災により発生したものである以上、保険会社が保険金を支払わないという事は通常起こり得ない。風災補償は、火災保険契約の約款の中でも補償項目として明記されており、その内容を遵守するのは契約当事者にとって当然の義務だからである。

ただし、例えば損傷個所の補修に際して屋根の全面リフォームは不適切であり、部分補修のみが妥当であるという判断になる可能性はある。この場合でも、屋根の補修作業を行うためには足場が必ず必要になってくるため、足場架設のための費用は保険金として支払われる可能性が高い「自己負担額ゼロ」とまではいかずとも、自己負担額をある程度抑えた状態で屋根リフォームを行うことができるのである。このことを知っているのと知らないのとでは、屋根リフォームにかける自己負担額が全く異なるという事はご理解頂けたものと思う。

 

最後に

最後に

ガルバリウム屋根は錆びにくく、耐用年数の長い屋根材として近年更に注目されつつあるが、記事中でも述べたように「メンテナンスフリー」とは言い切れない。やはり適切な時期に適切なメンテナンスを施してこそ、屋根材の寿命を延ばすことができるのである。

特に、塗料の塗り替えや定期的な水洗いなどのメンテナンスをしていたとしても、耐用年数を超過すると、いずれは葺き替えなどの屋根リフォームをする必要が生じてくる。この事実は避けられない。

メンテナンス時期に差し掛かった時、本記事で述べたような火災保険を利用して屋根リフォームの自己負担額を抑えるという方法を、是非思い出して実践してみて欲しい。せっかく火災保険に加入していても契約内容を知らずに、申請するチャンスを逃して保険料を無駄にしてしまうほどもったいないことはない。その意味でも火災保険は「使ってこそ価値がある」と言える。

屋根リフォームの自己負担額をゼロにする、あるいは大幅に削減することができるかどうかは、契約者が火災保険の契約内容を把握しているかどうか、その一点である。もしもの時に備えて、一度火災保険の契約内容を記載した「火災保険証券」を見直してほしい。そこには、損をせずお得に屋根リフォームを行うためのヒントがたくさん隠されているに違いない。

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