樋工事をするなら知っておくべき部材の値段や工事金額について

樋工事する方必見!部材の値段や修理交換費用を徹底解説

樋工事が必要になった場合、樋の金額を知っていることはとても重要だ。身近に信頼できる業者がいれば、すぐに見に来てもらえて、相談できるので安心だが、そうでない場合も多い。

豪雨で突然樋が破損してしまった場合や、経年劣化した樋から水が漏れているのを発見した場合などでは業者探しから始めなければならないことも多い。

今まで依頼したことのない工事業者に現地調査や見積もり依頼するなら、樋についてある程度の知識を知っておくことを強く勧める。

複数社の見積もりを比較する場合ならなおさらだ。ここでは、樋部材の値段や工事金額など、樋の価格が決まる要素を徹底的に解説する。

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この記事読むことで理解できること

樋の構成と必要数量算出の方法

樋の構成と必要数量算出の方法

樋の設置や補修を行う場合の工事金額は、樋の金額と取付けにかかる工事費用の合計額となる。また、樋の金額は、樋の種類と必要数量によって決まる。そこでまずは、樋の価格を知るために必要な、「樋がどのような部材構成になっているのか」についてと、「どれだけの数量が必要なのか」について解説する。

 

樋の部材と金具の構成

屋根から流れ落ちる雨を受け、排水するための役割を持つ樋は幾つかの部材で構成されている。

樋の主要な構成は、屋根の軒先に取り付けて屋根から流れ落ちる雨を受ける「軒樋」と、軒樋に流れる雨水を集め縦樋に流す「集水器」、雨水を地上まで流す「縦樋」からなる。

これらの3つの部材をつなぐためのものとして、軒継手や縦継手があり、端部や曲がり部分の部材として、「止まり」「曲がり」「エルボ」などがある。そして、これらを建物に固定する部材が、「吊り金物」と呼ばれる金物部材だ。吊り金物は、受け金物と呼ばれることもある。これらについて、樋を取付ける場所に合わせて必要数量を拾い出し、それらに部材の単価を掛け、樋の金額を計算する。

樋の構成とおよその必要部材の数量を知るための樋の構成図だ。

上記は、樋の構成とおよその必要部材の数量を知るための樋の構成図だ。参考にあげた構成は、比較的シンプルなタイプのものだ。オプションとして、屋根に積もった雪が入り込まないようにカバーが付くものや、豪雨時に縦樋からの逆流を防ぐ機能を持つ部材などもある。設置後に、軒樋に落ち葉よけネットを設置することも可能だ。

また、銅製樋の場合は、集水器の部分に飾りが施された、「アンコー」と呼ばれる装飾部材のラインナップもあり選択が可能だ。

樋の価格は、これらの構成をベースに、屋根形状によって変わってくる。吊り金具を取付ける間隔は、樋の種類により、600mmピッチだったり、1000mmピッチだったりするため数量も変わってくる。豪雪地帯で、取付ける間隔をさらに短くする必要がある場合には、それだけ金具の必要本数が増えるため合計の価格も高くなる。

 

樋の必要数量算出の考え方

樋の必要部材は、屋根や建物の形状によって異なる。部分補修の場合は、補修する部分の必要部材を拾い出す。下記の図は必要数量算出の参考モデルだ。

必要数量算出の参考モデルだ。

屋根の大きさが、間口9m、奥行き10mの寄棟屋根に、軒樋全長44mとなる樋を取り付けた場合の使用部材と数量は以下のようになる。

・軒樋 長さ3.6m 13本

・軒継手 8個

・外曲がり6個

・止まり 2個

・吊り金具 82本(600mmピッチ)

・縦樋 長さ2.7m 11本

・エルボ 10個

・縦継手 4個

・控金具(打込み) 32本

・接着剤 4〜8本

上記のような部材が必要となり、それぞれの部材の価格の合計が樋の総価格となる。屋根が大きい場合や複雑な形状の場合は、樋の全長が長くなるため、それに応じて必要な部材が増え、樋の金額は高くなる。樋の全長が長くなれば、吊り金具や継手などの個数が増え、総価格が上がる。

また、下屋が多い住まいも経路が複雑になり、集水器やエルボなどの個数が増えるため総価格が上昇する。軒樋なら3.6mや4m、縦樋なら2.7mや3mなど、部材には一般的な長さがあるため、必要部材の数量は、単純に建物の樋の全長とイコールではない点に注意が必要だ。

 

縦樋・軒樋の排水量の計算

縦樋・軒樋の排水量の計算

雨樋の排水能力は「屋根投影面積」と「降雨強度」「軒樋の水勾配」「軒樋、縦樋のサイズ」で決まる。排水能力に適さない雨樋を選んでしまうと、排水容量を超えて雨水が樋から溢れる可能性があるため、不具合を起こさない樋を計算して選定することが大切だ。

適切な雨樋のサイズを選ぶには、設置する屋根の大きさに見合う雨樋を選ばなければならない。そのため屋根の投影面積を求め、屋根投影面積への降雨量を求める必要がある。家によって屋根の大きさは異なるため、各住宅に適切な雨樋の設定を行う必要があるが、排水計算は複雑で慣れていないと難しい。

そこで、雨樋メーカーのホームページには適切な雨樋を選定できるように排水計算シミュレーションがある。現在住んでいる屋根の面積の入力と雨樋の種類を入力するだけで、選定する雨樋の排水能力が対応できるか判断できるので、ぜひ利用していただきたい。

積水化学工業 – 雨とい排水計算

http://www.sekisui-kenzai.com/prd_amatoi1/ama_haisui/index.html

 

雨樋の種類による価格の違い

雨樋の種類による価格の違い

樋の種類は、塩ビ素材のものからステンレスのもの、塩ビとステンレスの複合タイプ、銅製のものなど、さまざまな素材のものがある。また、形状についても、汎用的な半丸タイプから角形タイプ、デザイン性の高いタイプなど多彩だ。

これら素材と形状の組み合わせにより樋には多くの種類と特徴がある。樋工事の適正な価格を知るポイントは、選んだ部材が必要なものなのかと、それらが適切な価格なのかどうかになる。ここでは、素材ごとに価格の違いとその価格差について解説する。下記には種類別に樋の概算額を表にまとめた。

【樋の工事費用の概算額】

一般新築住宅(30坪程度)塩ビ30万円〜40万円
アイアン35万円〜75万円
金属45万円〜85万円
60万円〜110万円
既存一般住宅の補修(30坪程度)塩ビ40万円〜50万円
アイアン50万円〜90万円
金属60万円〜100万円
75万円〜125万円

 

塩ビ樋

塩ビ樋

塩ビ樋とは、硬質塩化ビニルといわれる、水道の配管などにも使用される耐久性の非常に高いプラスティック素材だ。硬質塩ビ素材の樋で半丸形状のものは、ホームセンターなどでも入手しやすく、現場での加工が容易のため部分補修やリフォームで使用されることが多い。

樋の価格も最も安価で、幅75mmの半丸の樋部材だと、600円/m程度、60mmの径の縦樋だと800円/m程度の値段となっている。塩ビ樋の耐用年数は、20年から30年程度。安価だからといってすぐに劣化してしまうわけではない。ただ、紫外線により5年程度で、徐々に色褪せが起こり、美観が損なわれていくだけでなく、柔軟性がなくなることで欠けやすくなったりする欠点がある。

その欠点を補った製品として、硬質塩化ビニルの樋には、表面に高耐候性の特殊樹脂がコーティングを行ったタイプがある。デザインも豊富であることから、新築建築時の樋選びでは、こちらの方が主流となっている。特に色褪せに強く、10〜20年以上もの長期間、当初の色合いを保つことができる。

形状や幅などが異なるため、半丸形状のものとの直接的な比較はできないが、軒樋で幅120mmのもので、1200円/m程度だ。最も安価な樋の価格と比較すると割高に感じるが、高い耐候性だけでなく軒樋からの雨だれの量を抑える形状や継手部分がすっきりと納まる形状以外にも、施工性が高いなどのメリットもある。デザイン性が高いものが多く、建物の外観イメージを損なわない配慮もされている。

高耐候性のあるタイプの樋には、どんな建物にも合わせやすく、正面から見た姿がよりすっきり見えるスクエアデザインのものや和風住宅にあう落ち着いたデザインのものなどがある。このように塩ビ樋には様々な種類があるため、選ぶ樋により価格は変わってくる。

 

アイアン樋

アイアン樋

住宅用で、もう一つ主流といえる樋がアイアン樋だ。アイアン樋と言っても、鉄そのものではなく、芯材を鉄とすることで、強度を高めたものだ。

鉄は水に濡れると錆びやすい特徴があるが、芯材となる鉄に亜鉛処理を行い、耐水性を高め、さらにその上から硬質塩化ビニル樹脂をコーティングすることで保護し、さらにその上から特殊樹脂を被覆することで紫外線からの色褪せを防いでいる。積雪や豪雨に対する強度を高めた製品となっている。

アイアンタイプにもさまざまなデザインのラインナップがある。ジャパニーズモダンテイストの建物から、ヴィンテージデザインやフレンチシックなどの個性的な建物まで、建物のタイプ合わせて樋のデザインを選ぶことができる。

樋の価格としては、軒樋で幅100mmのもので1200円/m程度からあり、高耐候性の塩ビ樋と比較して特別高くはない。ただ、ラインナップが豊富なだけに、デザインや機能により価格差は大きく2倍以上の価格となるものもある。

 

金属製樋(アルミ・ステンレス・ガルバニウム等)

金属製樋(アルミ・ステンレス・ガルバニウム等)

こだわりのある住宅や店舗や事務所などの建物では、アルミやステンレスなどの金属製樋が採用される場合がある。汎用的な塩ビ樋の価格と比較すると2〜3倍の価格差があるが、錆びにくい素材を使用することで、メンテナンスのスパンを長くすることができる。

また、金属製の問いには、表面に高耐候性を高める塗装を行った圧倒的な耐久性を持つものが多い。

例えば、フッ素樹脂塗装を施した樋の場合、30年経過後もほとんど色褪せがないという実験結果が出ている。また、金属製の樋には、スタイリッシュなタイプのものが多く、軒の極端に短い建物や、逆に深い軒のある建物などのデザイン性へのニーズを満たせるものが豊富にある。

ただやはり、それらの樋の価格は高くなる傾向にある。

また、大型商業施設や工場などの大規模な建物の場合、樋に求められる排水能力も高くなるため、サイズも大きいものが必要となってくるため、重さのある塩ビではなく金属性の樋が選ばれるということもある。

 

銅製樋

銅製樋

銅製樋が採用されるのは、神社やお寺、純和風住宅などの特別な建物の場合も多い。銅製樋の場合は、その耐久性もさることながら、経年変化によって緑青色に変化する風合いや集水器の伝統的なデザインを求めて採用される。

錆びにくく加工しやすく耐久性の高い銅製樋は、昔は需要があったが、今では特別な場合を除き、ステンレスやガルバニウムを選ぶことも増えている。その理由として、銅製樋が選ばれていた理由として、樋に適した加工しやすい金属が、昔は銅以外になかったことがあると思われる。また、瓦屋根との相性や現代の環境変化などさまざまな原因により、20年〜30年で樋に穴があいてしまったりする事例もあり、採用される用途は減少している。

銅製樋は、建物ごとにオーダーメードで製作することも多いため、製作する樋の形状やサイズなどに異なるが、塩ビ樋と比較して5倍程度の価格差が発生する場合もある高価な樋の一つだ。

 

形状の種類

軒樋は半丸型と角形の2種類が一般的な形状だ。

半丸型の形状は名前の通り円を半分に切断した形状となっている。

角型の軒樋は現在の住宅で主流となっている軒樋となっている。半丸型よりも排水能力が高く雨水の容量が多い。また、形状もモダンで現在の住宅デザインによく馴染む形状だ。

縦樋は丸型と角型が一般的だ。

住宅でよく用いられるのが丸型だ。普及率も高いためホームセンターやネット通販などでも金具や部材が揃えられており、個人で調達することができる。

角型の縦樋は各メーカーによって形状が異なることが多い。そのため、固定する金具や樋どうしを継ぐ部品などは直接メーカーから購入する必要があるなど入手性は悪い。また、価格も丸型より高く設定されていることが多く、雨樋工事の単価も上がる可能性がある。デザインはモダンでスタイリッシュな印象を与えるため外観デザインにこだわる人は検討してもらいたい雨樋だ。

 

雨樋メーカーの種類

雨樋を販売するメーカーはパナソニック、セキスイ、タニタ、三菱など複数ある。各メーカーによって特徴やカラーラインナップが異なるため、自分の好みに合ったメーカーを選ぶことになる。ただし、デザイン性や機能性だけでなく、メーカーの補償やサポート、信頼性もメーカーを選定するポイントとして重要な要素だ。

せっかく気に入った雨樋を選んでもメーカーがなくなってしまっては、数年間使用した後のサポートを受けられない。また、後継品などもなくなってしまうため、交換や補修を柔軟に対応することができない。

パナソニックのシルビスケア(pc77・pc50)やセキスイのエスロンは長い期間販売するロングセラー商品だ。ただし、そういった製品もモデルチェンジをして寸法や仕様を変更することもあるので、必ずしも昔の製品と対応するとは言えない。メーカーの選定は、製品の持続可能な信頼性も選ぶポイントとして注意しておこう。

雨樋のメーカーや品番はどこを確認する?DIY交換の為のマニュアル

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雨樋の役割とは?

雨樋の役割とは何かというと、今更の間はあるが、実際にどんな役割があるのだろうかと考えると中々把握していないものである。雨樋の役割は屋根から流れる雨を樋が受けて排水させることだ。

当たり前に感じるかもしれないが、この役割は建物にとってとても重要なことで、雨樋がないと屋根から落下する雨の衝撃で地面やコンクリートを削ってしまう問題が起こる。また、屋根からの雨が外壁までつたってきて劣化が進む問題も起きる。このように雨樋は建物や周辺の環境を守っているのだ。

 

雨樋工事の内容による価格の違いと相場

工事の内容による価格の違い

上記のように、必要部材と選ぶ樋の種類によって材料費用は算出できる。これらの樋を取り付ける為の施工費用を合計することで、樋工事の費用が見えてくる。工事費用は、工事の内容により異なる。

 

新築の場合

新築住宅を建てる場合、樋の値段の占める割合は総建築費の1%以下との試算がある。この数値を見ると、構造部材や屋根、外壁、キッチンなどの設備の費用と比較すると、樋の金額はかなり小さいことがわかる。その理由として、家を建てる時には、屋根や外壁などの工事を行うために足場をかけるが、その費用は、樋工事時にも利用するため樋工事の金額としては含んでいないことがある。

そこからの結論として、耐久性の高いものやデザイン性に多少こだわって、樋の価格が上がったとしても、建物全体の金額からするとそれほど大きな金額にならないことだ。つまり、新築時には、樋の種類を知って、気に入ったものを選ぶ方が良いということだ。その点から、新築の場合は、デザインも豊富で、住まいの外観にふさわしいラインナップが揃う、高耐候性の高い塩ビ樋や強度と耐久性の高い、芯材にアイアンを使用した高品質な樋などの価格をチェックして選択肢として検討したいところだ。

樋の値段は、屋根形状から必要部材を拾い出すことによって算出できるため、見積もり段階で、商品別に樋の価格を比較するのは概算であれば容易だ。

【新築住宅における工事費の内訳】

新築住宅における工事費の内訳

 

修繕で樋を全面交換する場合の価格表

建物が古くなり樋も経年劣化が著しく、樋の全面やりかえを行う必要がある場合、新築と異なるのは、既存の樋の撤去と吊り金具の穴の箇所の補修費用が発生することだ。修繕時に古い吊り金具を取り換える場合、固定していた軒や鼻隠しなどにビス穴が残ることになる。その穴をそのままにしておくと、そこから水が入り込み建物の劣化を早める可能性がゼロではない。

それを防ぐために、シリコンコーキングを充填し空いた穴に防水処理をしておく必要がある。その費用は撤去処分に含まれる場合や別途発生する場合などさまざまだ。

工事費の積算方法は、新築等と同様に、必要数量を拾い出し、樋部材の単価をかけて計算する。

リフォームや修繕の場合は、m単位で材料費と工事費を合算した単価で算出する場合も多い。

延床面責30坪程度の一戸建ての雨樋をやりかえ工事の場合の参考工事費用は以下のようになる。

樋工事の費用と合わせ、仮設足場も必要となる。

足場を設置する費用は、一般的に600円/㎡~1,000円/㎡だ。

【延床面積30坪の一戸建て雨樋工事】

(軒樋50m+竪樋40m)の参考工事費費用(塩ビ丸樋75mmの場合)(消費税別)

軒樋部(部材・金物共) 50m × 3,500 = 175,000円

集水器         5ケ所 × 3,000 = 15,000円

縦樋部(部材・金物共) 40m × 2,500 = 100,000円

既存樋撤去処分費       一式    35,000円

足場設置費用 200㎡× 600 = 120,000円      

合計     445,000円

 

部分補修の場合の価格表・足場費用を考慮すること

台風による大雨や暴風により、樋が部分的に破損したり、経年劣化により一部の樋が外れたりした場合には、補修が必要だ。雨樋を部分交換するためには、今取り付けてある雨樋と同じものが必要になる。塩ビの半丸形状のものなら入手もしやすいため部分補修が可能だが、同形状の樋が見つからない場合は、破損した部分から一定範囲を交換し既存の樋とつなぐか、全体をやりかえるかのどちらかになる。どちらにしても、破損した樋を撤去する作業を行ったのちに新しい樋の設置となる。

下記の例は、雨樋の修理や補修用の部材があった場合の費用の目安だ。部分修理の場合、部材のmあたりの単価と集水器や金物などの部材の個数の合計で算出されることが多い。

【塩ビ半丸型の雨樋の修理や補修費用の目安】

軒樋の取替修理費用(材料費込み)

3,500円/m~5,000円/m

縦樋の取替修理費用(材料費込み)

2,500円/m ~3,500円/m

控え金具取替修理費用(材料費込み)

竪樋用取替修理費用 600円/ヶ所~

軒樋用取替修理費用800円/ヶ所~

集水器の交換取替修理費用(材料費込み)

3,000~8,000円/ヶ所

廃材処理費

10,000円~

修理や補修の範囲が広い場合は、作業効率を考え作業足場を組んで作業を行う。その場合は上記の施工費用とは別に5,000円から30,000円程度の費用がかかる。平屋の屋根や1階下野の軒樋の修繕なら、脚立などで作業できるためこれらの費用は上記の修理費用に含まれる場合が多いが、2階部分の軒や高所部分の縦樋の修繕の場合は、高所作業用のはしごやスライダーを使用して作業を行う。

範囲が広い場合は、部分的にでも仮設足場を組んで作業した方が安全で効率的なことも多いため、その場合は多少工事費用が高くなる。

既存の樋が、金属製の樋であれば、樋の値段が異なるだけでなく、施工手間が変わってくるため上記の単価とは異なってくる。金属製の樋の場合、塩ビ樋の部材値段と比較して、2倍から5倍となるが、施工費が何倍になることはない。ただ、工事費全体ではかなり高くなる。

 

どうして?工事業者によって見積金額が異なるのか?

どうして?工事業者によって見積金額が異なるのか?

樋工事の見積もりは、樋の価格と樋の取付け費用と足場などの諸経費により構成されている。複数の工事業者から見積もりを取った場合、その金額が驚くほど違ったりかなり近い金額だったりすることで、どれが適正な金額かわからなくなる場合がある。たくさんの見積もりを取っても、このようにどの見積もりが正しいのかが見えなければ、どの業者に依頼するか決めることができない。そこで見積もり比較の4つのポイントについて解説する。

 

部材の数量の違い

前述した通り、樋の価格は、必要数量に部材の単価を掛けたものなので、まずは樋部材の数量が適切かどうかは比較のポイントだ。通常、複数社の見積もりの数量は、施工の方法や積算方法による違いはあっても大きく変わることはない。ただ、部材の最小購入単位は決まっているため、縦樋が8本必要な工事でも、10本入りしかない場合、見積もりがケース単位での見積もりとなるか、必要本数のみの数量となるかによって数量は変わってくる。あまり使用しない部材の場合は、材料ロスがあるため、割高になることも。それらの要因以外で、数量が他社よりかなり多い場合は、確認を行うか、候補から外した方が良い。

 

部材の単価の違い

部材の単価の違いは、工事業社の仕入れ力の違いによることがある。多くの商品が、大量に購入した方が安いため、コンスタントに樋工事を行っている工事業者の場合、樋の仕入れ価格が安くなる傾向にある。また、あまり使用しない部材の場合でも、日頃の材料の購入量により仕入れ単価が異なる場合もあるので、いずれにせよ実績のある業者の方が仕入れ力に強みはあると言える。日頃の実績が見えることがあるため、単価は見積もりでも重要な要素となる。

 

諸経費の違い

仮設足場設置以外に、養生や清掃、現場管理費など、工事現場では必ず発生する費用がある。それらは、メインの工事に付随するものなので、その費用が明確に項目として記載されている場合とそうでない場合がある。必要な費用ではあるので、項目として記載がない場合は、いずれかの工事費用に含まれていると考えられる。諸経費の金額が大きく異なる見積もりを比較する場合には、工事単価と諸経費の合計で見ることが必要となる。

 

工事単価の違い

部分補修など比較的小さな工事の場合、一人親方が一人でやっているところに依頼すれば一番コストが低くなるように思うかもしれない。だが、打ち合わせの時間や提案、積算に時間と費用がかかるため、実際に安くなるとは限らない。工事単価には、工事を行う実費と工事業者の利益が含まれている。この金額が安すぎる場合、実際に工事を行う職人スタッフへの単価を低く抑えている可能性もあり注意が必要だ。

これらのポイントを確認せず、見積りを総額だけで比較するのは危険だ。総額だけで見る場合、どうしても安い業者を選びがちになるが、安すぎる業者については、過去の実績などを見て、安くできる理由があるかどうかを確認しておきたい。工事後のアフターサポートにはそれなりの経費が必要なため、適正な見積もりを提出した業者を選ぶことが、長期的な安心につながる場合も多い。

いずれにせよ、適正な見積もりにはしっかりとした裏付けがあるので、不明な点は必ず確認すべきだ。

また、工事業者が得意とする工事を依頼することが、一番安価で仕上がりの良い施工につながることが多い。塩ビ系の樋の場合は、既製品の部材を補修したり交換したりする場合が多いので、瓦屋根やカラーベストの葺き替えなどを行っている屋根施工の業者が良いだろう。

一方、金属系の雨樋やオーダーメードの銅製の樋などの場合は、金属加工を得意とする板金専門業者に依頼するのが良い。それは、金属加工を行うための道具は特殊だったり、曲げ加工などには技術が必要だったりするからだ。

もちろん、工事全般の取り扱いを行っているリフォーム店に依頼する方が良い場合もある。見積もりから、判断がつかない場合は、ホームページの施工実績を見るなどしながら、担当者に聞いてみると良い。良心的な業者であれば率直に答えてくれるはずだ。

 

雨樋工事の工種と業者の選び方

雨樋工事の工種と業者の選び方

雨樋工事を行うのは板金屋だ。板金屋と聞くとあまり馴染みがないかもしれない。板金屋が行う工種は雨樋工事の他に屋根工事も含まれ、一般的には屋根屋として認識されていることも多い。

板金屋は、金属板を曲げたり切断したりして屋根に張ったり、現在では少なくなったが昔の台所のキッチンに張られていたステンレス板の加工及び張り付けも行っている。雨樋工事は、この板金屋に依頼すればいいのだが、その他にリフォームを総合的に行っている工務店やハウスメーカーのリフォーム部門なども対応をしてくれる。

昨今では施工の人件費を下げるために専門職が増えたため、銅の雨樋の施工など特殊な加工が必要な工事に対応しない業者もいる。こういった場合は、屋根や雨樋、板金加工を専門とする板金屋に依頼するといいだろう。

 

金額面から考える樋の部分修理と全面やりかえの分岐点

金額面から考える樋の部分修理と全面やりかえの分岐点

樋の一部の補修であれば、スライダーはしごや高所作業車を使い補修することが可能だ。ただ、仮設足場を組んで、作業を行うよりも非効率になることも多く、意外と費用がかさむこともある。

もし、部分補修だけで、20万円以上かかるような場合なら、足場を組んで全部やりかえを行った方が費用対効果は高くなることも多い。

また、雨どいを交換する場合の、気になる点の一つは、吊り金具を付けなおすことによる雨漏りの心配だ。吊り金具を取り付け直すために、元の吊り金具を撤去することで、外壁に穴できることと、新しい吊り金具を取り付けるために新たな穴を開けることになるからだ。

その部分の防水対策がコーキングをビス周りに打つという作業が発生する。やはり雨漏りも多少心配になる。また、取り付けてあった軒先の木部が劣化している場合には、別途補修作業が発生する。そのような場合は、補修も含め全面やり替えをした方が良い。

外壁の塗り替えや屋根の葺き替え工事を検討している場合は、そのタイミングに合わせて行う方が足場費用の負担が軽減する。また、近いうちに修理が必要になりそうなら、思い切って全面やり替えをすべきタイミングと言える。

その他の場合として、銅製樋など補修費用が高額になるなら、別部材で全面やりかえを行った方が良い場合がある。銅製樋の価格は、塩ビ樋に比べ非常に高価なため、部分補修を行う場合でも、かなりの高額となる場合もある。耐久性の高い素材なので、補修が必要な部分以外に問題ない場合なら、部分補修で済む場合も多い。ただ、すでに50年以上の使用をしていて、全体に劣化が進んでいる場合なら、まだ使えそうでも全面やりかえのタイミングだ。

 

雨樋の劣化原因・寿命年数・交換時期

雨樋の劣化原因・寿命年数・交換時期

雨樋は経年劣化による歪みや色褪せなどを起こす。また、外部に晒されているため紫外線の影響が大きく、また風災や雪災の被害による損傷も多い。火災保険を利用することを考えている場合は、経年劣化などに注意して定期的なメンテナンスや雨樋の交換を検討することが必要だ。

雨樋の寿命は15〜20年ほどが目安となっている。色褪せなら美観の問題で済むが、軒樋に歪みが起きている場合は雨水の排水能力が低下し機能性に問題が出てくる。また、雨樋を固定する金具の劣化や防水処理の劣化が進んでいると雨漏りの可能性も出てくるため、こういった症状が見受けられる場合は早急に対処することをおすすめする。

 

塩ビの色褪せは塗装で美観を整える

塩ビの色褪せは塗装で美観を整える

機能性に問題はないが、雨樋の色褪せは建物の美観を損なうため気になる方も多いはずだ。雨樋の交換はそれなりに費用がかかる。美観だけを改善し、費用を抑えたいという方は雨樋の塗装を検討してみるといいだろう。

外壁塗装と同じタイミングで行えば、雨樋のためだけに足場を設置するようなコストの掛かるお金の掛け方も避けることができる。ただし、雨樋の塗装は塩ビ性であることが一般的だ。金属製の雨樋の場合は、塗装不可のことも考えられるため専門業者に相談することをおすすめする。また、塗装した塩ビ性の樋も年数が経つと塗膜が硬化し、雨樋が硬くなり割れる症状が起きることもあるため注意が必要だ。

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高い樋部材が選ばれる理由

高い樋部材が選ばれる理由

樋は種類によって、高価なものがある。それらは、雨水をスムーズに排水する基本的な機能以外の部分がより進化した樋だ。高い素材を使用する樋は高価になるのは当然だが、それ以外の付加価値について解説する。

 

表面の高級感

塩ビ素材の樋は価格的に安価なものが多いが、樹脂特有の光沢感が安っぽく感じることもある。その光沢感を抑える表面加工を行うことで、マットな高級感のある質感を表現しているものがある。

また、メタリック調の表面仕上げを行うことで、金属製樋のような質感のものもあり高級感を感じることができる。それらの樋は塩ビ樋の中では高めな値段となるがその質感は高く満足度も高い。

 

建物形状に合わせたデザイン

屋根と軒樋を一体化させるスタイリッシュなデザインの樋は、住まいの外観を美しく見せる。樋の存在感を抑えることで住まいをモダンに仕上げる場合もあれば、ボリュームのある瓦屋根に対して、その存在感に合わせたボリューム感のある樋が建物の一体感を表現する場合もある。デザインと共に色合いも豊富なので屋根や外壁の色合いに合わせることができる。

 

銅板屋根なら価格の高い銅製の雨樋も検討

銅板屋根なら価格の高い銅製の雨樋も検討

雨樋を選定する際は、現在の建物に葺かれている屋根材に合わせることも大事だ。塩ビ性の雨樋はコストを抑えることができるが、銅板の屋根に見合うかよく検討しなければならない。

銅板の屋根は耐久性が高く、独特な色調変化を持ち、美しく高級感がある。美観を考慮すると費用は掛かるかもしれないが、銅製の雨樋を選定する方が建物の美観にもいい。既製品の雨樋と比べて銅製の雨樋は価格が高く設定されているが、価格の高い銅板の屋根が葺かれている場合は、屋根の組み合わせを考慮して価格の高い銅製の雨樋を選ぶというのも選択肢の一つだろう。

 

形状の最適化

形状の最適化により、デザインを損なうことなく排水量をアップさせているタイプのものがある。それにより、すっきりした形状ながら大きな屋根にも対応し、集中豪雨などでも安心だ。

また、雨だれが起こりにくい形状により、軒樋正面にかかった雨が外壁を汚すことを最小限に抑え、建物の美観維持につなげる働きもある。継手部分が目立ちにくいものや吊り金具が外から見えない形状のものなどは、樋全体がすっきり見えるため、より外観を損なわないデザインとなっている。

 

雨樋の選定は地域の特徴に合わせる

雨樋は素材の種類によってデザイン性や耐久性が違う。雨樋を選定する際に建物に合うデザインに注目してしまうかもしれないが、機能性や耐久性を考えて選定することも大事だ。そして、製品を選ぶ指標として建物が建つ地域の特徴を押さえておこう。

例えば、台風の多い地域では、雨樋が強風に煽られるリスクが高い。できるだけ風によって飛ばされにくく、破損を起こしにくい雨樋を選ぶ必要があるだろう。また、海に近い地域では潮風により酸化するリスクがある。錆を発生させてしまう素材は選ばないことが無難だ。

 

雨樋を自分で修理や補修する場合の値段

雨樋を自分で修理や補修する場合の値段

塩ビの雨樋は、経年劣化でヒビ割れが発生したり部分的に割れたりする場合がある。ちょっとした補修なら自分でも可能だ。ノコギリやハシゴなどは必要に応じて最初に購入することにはなるが、材料と道具だけあれば済むので、費用をかなり抑えることができる。

屋根に上る必要があると落下の危険があるためやめたほうが良い場合も多いが、平屋住宅や1階部分の下屋などであれば、脚立などがあれば十分に作業ができる。

 

補修テープでの修理

雨樋を修理するための材料は、ホームセンターやネットショップで入手可能だ。雨樋が部分的に破損した程度なら、雨樋補修テープが便利。あくまで応急処置となるが、割れた状態の雨樋から雨水があふれ出すのを防ぐことはできる。

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接着剤での欠けやヒビ割れの補修

ヒビ割れや一部欠けた部分を接着剤で固定するなども自分でできる作業の一つだ。樋が外れてしまった時などにも接着剤で再固定することができる。

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少し高い場所の補修に

高所作業は危険を伴うので注意が必要だが、2連ハシゴがあれば、少し高い位置の樋の補修が可能になる。しっかり固定した上で作業を行うことが大切。定期的な点検や、雨水の流れが悪い場合の状況確認にも便利。

ゴミが少し詰まっている程度なら自分で除去が可能だ。落ち葉などが大量に詰まっている場合で、何度もハシゴを登ったり降りたりする必要がある場合には、危険なので業者に清掃を依頼した方が良い。

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その他、軒樋を吊り金具から交換したい場合などの場合には、もう少し本格的な道具が必要だ。既存の吊り金具を撤去し、新たな吊り金具を固定するために、バールやイパクトドライバーなども必要になる。

ただ、ちょっとした道具が手元にあることで、樋を定期点検する意識が高まり長期的に良い状態を保つことができる。

その他、軒樋を吊り金具から交換したい場合などの場合には、もう少し本格的な道具が必要だ。既存の吊り金具を撤去し、新たな吊り金具を固定するために、バールやイパクトドライバーなども必要になる。

ただ、ちょっとした道具が手元にあることで、樋を定期点検する意識が高まり長期的に良い状態を保つことができる。

 

雨樋のオプション

雨樋にオプション製品が用意されているのはご存知だろうか。これらのオプションを取り入れることで、いろいろと雨樋の機能性を向上させることが可能なため、今回紹介するオプションをぜひ参考にしていただきたい。

雨樋は雨水を排水させる役割があるが、この排水する雨水を溜めておけるタンクがある。下記の画像が雨水タンクで、溜めておける量にバリエーションがある。

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縦樋にと接続することで、縦樋に流れる雨水がタンクに溜まり、庭の植木などの散水用に利用することができる。そのため水道料金の節約が期待できる。

また、軒樋は埃や砂、落ち葉などが入り込み詰まりの原因となる。もし軒樋に詰まりが生じている場合、水の流れが悪くなり雨水が軒樋内に溜まってしまったり、溢れてしまったりする恐れがある。

こういった異物が侵入してこないように軒樋に被せる落ち葉よけネットが販売されている。落ち葉よけを設置することで、軒樋の掃除も楽になるのでおすすめのオプション品だ。

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雨水タンクや落ち葉よけネットはホームセンターやネット通販で購入することができるので、検討していただきたい。

 

規格の雨樋はカインズホームなどホームセンターで購入

雨樋のサイズは規格品となっている。よほど特殊な雨樋でないかぎり、規格の寸法に合った雨樋の部材はホームセンターで購入することができる。例えば金具が壊れてしまい、部品だけを調達し交換したいという場合は、既存の部品が規格に沿っていればホームセンターに置いてある可能性が高い。

もし、既存の雨樋に合うか不安なら、既存の部品を持って実物合わせで購入するのも一つの方法だ。最近は大型のホームセンターが増えて様々な建材が揃えられている。雨樋も軒樋や縦樋の他にエルボ、曲がり、継手、固定金具なども置いてあり便利だ。

 

雨樋の修理や補修の放置・発生する損害と金額は?

雨樋の修理や補修の放置・発生する損害と金額は?

樋から雨が漏れたり、樋が外れた状態を放置したりすると、住まいに悪影響を及ぼし、結果的に樋の値段よりもはるかに高い金額の修繕費用が発生することがある。それらについて知っておくことが住まいを長期的に良い状態に保つことにつながる。

樋が破損し雨水が樋から漏れる状態を放置すると、雨水が外壁や軒先、軒裏にかかる。外壁や軒先も水が入ってこないようになっているが、外壁塗装やシーリング部分に劣化がある場合、そこから水が壁の中に入り込む可能性がある。こういった状態だと最悪の場合、雨漏りの原因になるのだ。

特に木造住宅の場合は深刻で、そのまま雨漏りを放置すれば、建物をあっという間に劣化させてしまう。水に濡れなければ30年以上もつ住まいも、雨漏りの放置によって1年でボロボロになることもある。

また雨樋に空いた穴から落ちた雨水が、地面で跳ね返り、その跳ねた雨水が土台部分にかかることで土台部分が傷んだり、基礎部分が湿気たり、床下が腐食する原因にもなる。シロアリは湿気を好むため、雨漏りがシロアリを引き寄せてしまい蟻害に合う可能性も高まる。

土台や壁がシロアリの被害に遭えば、建物自体の強度が著しく低下し危険なうえ、外壁をめくり、柱を取り換えるなど、修復に多大なコストが発生する。それらの工事費用は、樋の価格や樋工事の費用とは比べ物にならない金額だ。

さらに、湿度の高い状態を放置するとダニやネズミなどが生息しやすい環境となる。雨漏り箇所の壁をめくると壁の中がカビで真っ黒なこともある。見えない部分から発生しているカビに気付かず、体調不良で悩むことにもなりかねない。放置すれば喘息などを引き起こす可能性もある。これらのことからも、樋の不具合を放置した場合の損害金額はかなり大きなものになる可能性がある。

 

手入れが大切!費用は掛かるけれど無理せず業者に依頼

雨樋を長持ちさせるためには、定期的にメンテナンスを行うことが大切だ。しかし、雨樋の作業は高所作業になるため、しっかり安全性を守って行う必要がある。

一階屋根の雨樋なら脚立を掛けて作業ができそうだが、脚立を置く地面が平らでないなど安定性が欠けていると転倒の恐れがあり危険だ。作業を行う上で少しでも危険だと判断できるのなら業者に依頼することをおすすめする。雨樋の掃除を業者に依頼した場合、約5,000〜25,000円の費用となる。怪我するリスクを負うことを考えれば専門の業者に依頼した方がいいだろう。

 

樋修理費の自己負担金を抑える方法!火災保険とは?

樋修理費の自己負担金を抑える方法!火災保険とは?

火災保険適用で、雨樋の修理や補修の負担が実質ゼロになる場合があることをご存知だろうか?台風で雨樋に損害が発生。そんな時に、保険適用で樋の金額や樋の修理費用が実質ゼロ円にできる場合がある。

突発的な暴風雨や台風、積雪などによる自然災害による被害は、問題なく火災保険が適用されるため被害のほとんどが補償される。雨樋の破損の原因の多くは、暴風による継ぎ手の破損や軒樋の歪みや想定以上の積雪による樋の破損などだ。集中豪雨で雨樋に一気に雨水が流れ込みその負荷により雨樋が破損し修理や補修が必要になる場合もある。

下記の事例では、台風による風災により屋根、雨樋、カーポートに損害が発生。その結果室内に雨漏りも発生。それらの被害に対し保険が適用され、結果的に75.8万円もの工事費用を保険金でカバーすることができた。

「自然災害でも火災保険が適用されるのか?6つの事例を検証!」

http://shufukulabo.com/sizensaigai

自然災害で雨樋が破損した場合には、火災保険が適用できるか必ず確認するようにしたい。

 

まとめ

樋の値段は、デザイン性や形状、機能性や耐久性によって変わる。安価な塩ビのものに比べると2倍〜5倍程度の違いになる場合もある。ただ、商品ごとの特徴を知ることで、その価格差の意味も理解ができる。

また、樋部材の必要数量は、建物の形状や補修箇所によって決まるため、工事に使用する樋の値段の合計は、設置する場所によって変わることも理解できたかと思う。工事費については、業者ごとに、仕入れ価格や施工単価などの違いにより変わるため、樋の価格や数量をもとに見積もりを比較するようにしたい。

樋選びについては、新築の場合は、デザインや機能性が大切になってくるし、修理・修繕の場合には、工事の方法や業者選びが大切になることがわかる。いずれの場合も、樋の値段がどのように決まるのかを知っておくことで、見積もり内容を把握し、疑問点をしっかりと確認することができるようになるはずだ。提案された樋の種類が適切かどうかについて、単に価格の安い物や高級なものなど、値段だけでは決められないこともわかる。

樋の耐用年数は、長いため全面やりかえのタイミングは少ないかもしれないが、突発的な暴風による破損などで補修が必要になる事態は、いつ起こるかわからない。そのような場合に備え、樋の価格についてはしっかりと確認しておくようにしたい。

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