車庫の6大リフォームとは?火災保険で修理費用を0円にする方法も伝授!

車庫の6大リフォームとは?火災保険で修理費用を0円にする方法も伝授!

車庫をリフォームして外観をきれいにすると気分の良いものだが、併せて損傷の修理も忘れてはならない。

痛みを放置すれば損傷が進行し、余計な出費が発生したり車庫の寿命を縮めたり、さらには中の愛車を傷つけたりすることになる。

今回建築のプロである一級建築士が解説する、車庫のリフォームと修理の注意点をご存知頂ければ、適切な工事を行い大切な愛車を守る車庫を、末永く活用できることに繋がるだろう。

記事の最後ではケース別に修理に利用できる保険についても解説しているので、ぜひ出費を抑えながら車庫を復活させる為に役立てて欲しい。

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美観と利便性を高める6大リフォーム

車庫のリフォームは美観を回復させるものと利便性を高めるものとに大別されるが、今回は美観の中でも特に耐久性や防水性を併せて回復させる屋根と外壁のリフォームを最初にご紹介する。

車庫の目的は大切な愛車を守ることであり、その車庫がしっかりと耐久性や防水性といった性能を維持できなければ、その目的を果たせないからだ。

ぜひ見映えと共に性能を回復するリフォームを率先して検討して頂きたい。

また後半では内装や防犯、使い勝手を高めるものも解説しているので、併せて参考にして欲しい。

屋根の葺き替え

屋根の葺き替え

屋根が見える形状の車庫なら、屋根材を葺き替えることで外観の雰囲気を大きく変えることが可能だ。

例えばシンプルなトタン屋根ならガルバリウム鋼板へ葺き替えるだけでも良いだろうし、構造的に可能ならS型のテラコッタ瓦などを乗せれば視覚効果の大きいリフォームになる。

また屋根材自体が劣化していれば防水機能や耐久性の回復にも繋がるため、車庫内へのトラブル防止や長持ちさせる効果も期待できる。

予算が許すようなら次項の外壁塗装や貼り替えと共に行えば、新築同様の外観にすることも可能で、満足度の高いリフォームとなるはずだ。

費用相場

屋根葺き替え:20万円〜(ガルバリウム鋼板)

外壁塗装

外壁塗装

車庫の外壁塗装は美観を復活させるには最も有効な手段で、見慣れた車庫が一気に存在感を増す。

また塗装効果はそれだけにとどまらず、外壁の劣化はもちろん防水性の復活など寿命を延ばす上でも有効だ

外壁の劣化は紫外線や風雨などの影響が大きいが、塗装はそれらから大切な車庫を保護してくれる。

既存の塗料にもよるが目安としては、概ね10年を超えたら塗替えを検討しても良いだろう。

だまだ現在の車庫を利用するつもりなら、新たな塗料はシリコンやフッ素など長期間性能を維持してくれるものがお勧めである。

費用相場

塗装:15万円〜(2台分 シャッター、屋根を除く)

シャッター塗装:3万円〜(2台間口)

内装貼り替え

内装貼り替え

車庫の内装が、構造がむき出しで外壁の裏側が見えているなら、内壁を新たに施工するのも人気があるリフォームだ。

内装を不燃材にするなどの法制限を受けることもあるが、外壁材を貼ったり、硬質の石膏ボードを施工した上に不燃クロスや塗料で仕上げたりなど、対応した方法はいくつもある。

現在は不燃でもクロス柄が豊富なので、選ぶものによっては雰囲気をガラッと変えることも可能だ。

また外壁との間に断熱材を挟めば暑さ寒さが改善されるので、車庫内で作業をする方は検討してみたらいかがだろうか。

費用相場

内装貼り増し:30万円〜(石膏ボード+不燃クロス仕上げ)

防犯設備

防犯設備

時代性を反映して防犯設備を追加するケースも非常に増えている。

センサー式照明を設置する簡単な工事から、防犯アラームや防犯カメラの設置なども価格が下がってきており人気がある。

また物理的に侵入を阻止する、例えばシャッターをこじ開けにくいものに交換するリフォームなどが、費用はかかるが現実的には効果が高い。

現代は照明や防犯カメラを盗む側も承知していることが殆どで、実際に入られることを防ぐには造りを堅牢なものに変える方が有効だ。

ほとんどの窃盗犯は5分以上侵入に時間がかかると退散するというデータがある為、侵入に手間がかかる部分のリフォームが効果が高いと言えるだろう。

費用相場

防犯照明取付け:2万円〜(電源有りの場合)

防犯カメラ取付け:3円〜(   〃   )

シャッター交換:手動15万円〜(1台間口)

        電動60万円〜(2台間口 電源引き込み別途)

※シャッターは商品により価格差が大きいので注意

照明器具の増設

照明器具の増設

照明を増やすことは車庫の作業性を高めるだけでなく、防犯や雰囲気を変える効果もあり、電源が取れていれば比較的安価に導入できるリフォームだ。

現在は光源がLEDのため夜でも虫が集まりにくいメリットがあり、夜間に作業をする方には特にお勧めだ。

また防犯の面では車だけでなく夜間に帰宅した時のご自身の安全にも効果的で、加えて荷物の積み降ろし時も明るいなどメリットは多い。

ただし闇雲に照明を増設してしまうと外観損ねかねないため、照明器具の大きさや配線の隠し方などを施工業者にしっかり確認するようにしよう。

費用相場

照明器具取付け:2万円〜(電源有りの場合)

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入り口シャッター化

入り口シャッター化

コストはかかるがオープンな車庫の入り口にシャッターを設置するリフォームも人気がある。

近年人気が高いのが電動式で、手動に比べると雨の日の帰宅の際車から降りずに済む。また商品によるが手動より音が小さいため近隣への気遣いも軽減できる。

アルミや木製のようにデザインに特徴があるものや、リモコン開閉だけでなく車が接近すると反応して開く利便性の高いものなど、商品のバリエーションが非常に多い。

また材質によって特徴や価格が異なるので、それぞれメリット・デメリットを把握した上で導入を検討して欲しい。

材質 メリット デメリット 費用相場
スチール 安価

メンテナンスが簡単

開閉の音が大きい

錆の発生

手動:10万円〜(1台間口)

電動:50万円〜(2台間口 電源引き込み別途)

アルミ 錆の心配が少ない

開閉スピードが速い

高価 電動:80万円〜(2台間口 電源引き込み別途)
木製 高級感がある 高価

メンテナンスが必要

電動:180万円〜(2台間口 電源引き込み別途)

長く使うために必要な修理、メンテナンスとは?

車庫も立派な建築物であるため、なるべく長く使うためには適切な修理やメンテナンスが必要だ。

しっかりと手間と費用をかけることで、建物の維持だけでなく中にある大切な愛車の保護が確保されることを忘れてはいけない。

また修理、メンテナンスに関しては対応が遅れるほど症状は進行し、修理の費用が増していくことになる点も認識しておきたい。

ここでは代表的な修理、メンテナンスの例を挙げるが、他にも小さな不具合であっても対応を後回しにすれば高額修理に繋がることもある。

気になる点があれば早めに専門業者へ相談し、素早く対処するようにして欲しい。

屋根や外壁からの雨漏り対策

屋根や外壁からの雨漏り対策

屋根や外壁が痛むと雨漏りを起こし大切な車へ雨水がかかることになる。

浸入した雨水はホコリなど汚れを含んでいて車を汚してしまう上に、腐食で漏れてくる雨水は錆を含んでいる可能性もあり非常に危険だ。

こういった被害を防ぐには屋根や外壁の表面劣化や防水切れ、腐食などを早期に発見し、適切な対処を行う必要があり、定期的な点検やメンテナンスがとても重要になる。

具体的には屋根材下の防水シートの状態、屋根の排水状況のチェック、折板や波板屋根なら錆やボルト周りの防水状態、外壁はジョイントのコーキングやヒビ割れの有無などが主なところだ。

もちろんご自身でチェックを行っても良いし、本当なら他にも多くの点検して欲しい箇所もあるので、修理専門業者へ定期的に点検を依頼するのも良いだろう。

もし劣化が進行していたり、腐食が広範囲に発生していたりするようなら、前出の葺き替えや貼り替え、塗装などを検討し、早めの対処を行って欲しい。

シャッターのメンテナンスと修理

シャッターのメンテナンスと修理

シャッターのメンテナンスや必要なら修理を早期に行うことも、車庫を快適に長く利用する上では重要だ。

シャッターは出入りの際に必ず利用するため摩耗やヘタリが常に進行し、車庫の中で最も故障が発生する部分である。

万一壊れれば出入りに支障をきたし防犯の意味も失われることになる。

また機械製品の常で壊れてからの修理は高額になるため、出費を抑える意味でもメンテナンスは定期的に行いたい。

ほとんどのシャッターメーカーでメンテナンスは常に受け付けているので、ぜひとも利用し、快適な車庫が生活に不自由をもたらす事が無いよう手をかけて欲しい。

掘り込み(半地下)車庫内のヒビ割れ

掘り込み(半地下)車庫内のヒビ割れ

車庫の構造で最も注意したいのが掘り込み車庫だ。

多くはRCで造られているが、長期間使用しているとそこに構造的な劣化が現れてくることがある。

代表的なのが車庫内壁のクラックや天井のたわみで、構造体自体が荷重から歪んできていることが疑われる。

車庫の屋根上に土を盛り庭の一部として利用していたり物置を設置していたりすると、その重量が天井のたわみを生んでしまう。

また掘り込み車庫の付近に建物が建築されたりすれば、土圧がかかって車庫の内壁にヒビ割れが発生するケースもある。

いずれの場合も車庫の構造自体に影響が出ていることが考えるため、対処が遅れると天井や壁の損壊、崩落に繋がる危険性がある。

非常に危険な状態の可能性があるため、安易にセメントボンドなどで補修せず早急に施工会社や修理専門業者へ点検依頼することをお勧めする。

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車庫修理の依頼先を解説

車庫修理の依頼先を解説

車庫を修理する場合の依頼先は、原則施工をした業者を優先した方が良いだろう。

保証が残っていれば費用を抑えられるし、もし保証外だとしても商品や構造などを熟知しているため、手早く確実な対応をしてくれるはずだからだ。

ただしその施工店が倒産などで残っていなかったり、工事やアフターケアに不満があったり、様々な理由で依頼したくない事もあるだろう。

ここでは施工店以外のリフォームや修理の依頼先を解説したいと思う。

施工店が無い場合はメーカーか専門業者へ

車庫がエクステリアメーカーなどの既成品の場合は、まずそこへ直接連絡を取ることがお勧めだ。

ほとんどのメーカーではメンテナンスの部署、あるいは対応してくれる業者を抱えている上に、製品に精通していることもあり工事の確実性が高い。

一方オーダーで骨組みから作ってもらった車庫の場合は、様々な部品が組み合わされているため、車庫の施工経験のある工務店や、修理全般を請け負う専門業者へ相談した方が良いだろう。

特に住宅だけでなく様々な建築を手広く行っている業者の方が、オーダーのものについては経験値も高い上に柔軟に対応してくれる。

車庫の形式に応じて最善の方法を選択して欲しい。

シャッターは製造メーカーへ

シャッターは複雑でデリケートな造りであり、修理には一定以上の経験値を必要とするため、直接シャッターメーカーへ連絡する方が良いだろう。

工務店へ連絡をしても結局そこからシャッターメーカーへ連絡が回ることも多く、最初から直接メーカーへ連絡をした方が、対応が速い。

また施工店によっては修理代に経費を乗せて請求するところもあるので、多少でも安くできる可能性もある。

もしメーカーの対応が良ければ、今後のために修理対応専用の連絡先を聞いておくと、夜間トラブルなどの際に役立つのでお勧めである。

車庫の破損は保険で出費を抑えて修理する

車庫の破損は保険で出費を抑えて修理する

車庫の修理費は高額になることも多く、手痛い家計の出費となる場合もあるだろう。

しかし原因によっては加入する火災保険で補償されるケースも出てくる。

火災保険というと家の火事に使うものと考えてしまい意外に感じるかもしれないが、その適用範囲は意外に広いものになっている。

慌てて修理業者を手配してしまい自己負担にならないよう、事前にしっかりと確認することをお勧めする。

ここでは代表的な保険適用の事例と注意点を解説するので、しっかりと目を通した上で活用して頂き余計な出費を抑えて欲しい。

自然災害は火災保険で補償

火災保険には火事だけでなく台風や竜巻、大雪や豪雨といった自然災害での損傷にも対応しているものが多い。

しかも住宅だけでなく、車庫はもちろん門や塀など外構の損傷も補償してくれるものもある。

経年劣化は含まれないので注意は必要だが、屋根や雨樋など改めて見てみると自然災害で傷んでいる部分は結構あるはずだ。

ただ原因の判断は一般の方では難しいため、業者に見積もりを依頼する際に原因を確認してもらうと良いだろう。

しかしここで注意したいのが、修理は上手くできても原因が自然災害かの判断や、その後の保険会社への申請は、経験を積んだ業者でないと困難な点だ。

もし保険利用を検討する場合は、保険申請の実績を基準に依頼先を選ぶことをお勧めする。

自分で車をぶつけた場合の保険は不可

ご自身で運転する車をぶつけて車庫を破損した場合は、加入している自動車保険の対物保険を利用することはできない。

あくまで相手、つまり自分(親族も含む)以外のものに対して補償される保険になっているからだ。

ただ少ないケースではあるが、自宅・車庫等修理費用補償特約などのオプションに追加で加入していれば補償出来るケースもある。

むしろ自損の場合は自宅の加入する火災保険に付随する、建物の外部からの落下、飛来、衝突などの補償の方が、利用できる可能性は高い。

もちろん保険内容によるが、先程の自動車保険でカバーできるケースよりも多いと考えられる。

ぜひ修理を手配する前に保険会社へ確認してみると良いだろう。

加害者が他人なら相手の自動車保険

車庫を破損したのが他人であった場合は、相手の加入する自動車保険の対物保険によって修理費を補償してもらうことになる。

通常はこちらで修理を手配し、その業者と保険会社の方でやり取りを行ってもらうので、実際の手間は少なくて済む。

ただし修理で注意したいのがシャッターで、動くようになっても閉じた際に隙間が空いてしまったり、異音がするようになったり、また巻き上げの力加減やスピードが変わったりと、なかなか完治しない場合も多い。

シャッターの建て付けは非常にデリケートなので、修理が完了しても業者と入念にチェックをしたり、しばらく様子を注意深く見たり、後に不具合が残らないよう気をつけよう。

ぶつけて逃げられた場合は火災保険

自宅の車庫に他人の車がぶつかり、そのまま逃げられてしまった場合は、先程の火災保険の外部からの落下、飛来、衝突などに対する保険を利用し、修理費を補償してもらうことになる。

道路に面した車庫には比較的多い被害であり、むしろ前述のように相手が素直に出てくる方が少ないかもしれない。

保険会社に連絡するのと併せて警察に被害届を出しておこう。

現実的には犯人が捕まる確率は低いが、近隣で同じような被害が重なって起きたり、他の事件事故との流れの中で起きていたりすれば、検挙される可能性もゼロではない。

またあまりに頻繁に起きるようなら、近ごろ安価になっている録画機能の付いた防犯カメラの設置を検討しても良いだろう。

まとめ

まとめ

車庫のリフォームや修理は単に美観や故障を回復させるだけでなく、長きに渡り確実に愛車を守ってくれるよう、耐久性を保つためのメンテナンスも行うことが大切だ。

差し当たっての工事だけでなく、長期的な目で手を加えることで、車庫はその役割を十分に発揮してくれるだろう。

ぜひ愛車を守ってくれるパートナーとして、車庫を存分に活躍させてあげて欲しい。

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【記事監修】 山田博保

株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士

建築業界での経験を活かしたWEBメディアを運営。内装工事マッチングサイト「アーキクラウド」創業者。WEBコンサル事業、コンテンツ販売事業にも携わる。Facebookお友達申請大歓迎です。その他WEB集客、自社メディア構築、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。

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