ベランダ屋根が強風で壊れると被害はその本体だけに留まらない。
屋根部分のパネルは風に舞いやすく、しかも角や割れた部分は鋭利なため、飛散すれば周りの物や最悪人にも大変な被害を及ぼすだろう。
今回建築でのプロである一級建築士が解説するベランダ屋根の修理方法を読んで頂ければ、被害を最小限に食い止めるための早急な対処法や、適正な価格で修理や入れ替えを行うためのノウハウを手に入ることができるだろう。
また記事の最後では修理費を安くできる火災保険の活用法を解説しているのでぜひ目を通して頂きたい。
この記事読むことで理解できること
ベランダ屋根破損の危険性
ベランダ屋根が破損しても生活する上で問題が無ければ修理を後回しにしていないだろうか。
見た目だけの問題と考えていたら深刻な被害を招きかねないのがベランダ屋根の破損だ。
まずこの損傷が持つ危険性を改めて確認して頂き、緊急に対処をすべき問題であることを認識して頂きたい。
剥がれかけのパネルで怪我
ベランダ屋根の破損で最も多いのが強風で屋根パネルが剥がれていたり、風に煽られバタついていたりする状態であろう。
この状態のままでも近くにいる人に怪我をさせかねず、もしパネルが割れていれば断面は非常に危険な凶器となってしまう。
さらに風で剥がれて飛んでしまえば被害の範囲は広がり、付近にあるものを壊すだけでなく人に怪我をさせる可能性もある。
特に夏の台風や冬の強風の季節は更に危険性が高まる為に、早急に修理を行う必要があるだろう。
その内に直そうと思っていても被害を生んでしまってからは後の祭りだ。
損傷が軽度なうちに急いで修理を行うようにしてもらいたい。
次の強風で倒壊
強風でパネルが破損するということは劣化をしているか、元々耐えられる強度が無いことを意味しており、それはベランダ屋根本体の骨組みにも同じことが言えるだろう。
特に年数が経っているベランダ屋根の場合は固定部分も弱っていることが十分に考えられ、再度強風が吹けば本体ごと倒壊する恐れもある。
特に鋼製ならサビ、木製であれば腐れなどの腐食も発生していれば、骨組みは強度が失われておりいつ倒れてもおかしくはない。
倒壊すれば建物本体に損傷を与えるだけでなく、そばに人がいれば大怪我をさせかねない。
パネルが割れたり剥がれたりしたあと損壊の進行が止まっても全く安心はできないのだ。
ぜひ緊急事態であることを認識し専門業者へ修理を依頼して頂きたい。
近所への被害
ベランダ屋根のパネルは風に乗ると思いがけないほど遠くまで飛ぶこともある。
また本体が倒壊する場合は部品などが飛散し近所への被害も有り得るだろう。
よそのお宅の大切なものを壊してしまうかもしれないし、万一人に怪我をさせれば法的に責任を問われる事にもなりかねない。
ベランダ屋根の破損は決して敷地内での出来事で、「自分たちが我慢すれば良い」とは考えず、他人に多大な迷惑をかける可能性があること十分に認識しよう。
外壁の割れから雨漏り
ベランダ屋根は建物の外壁に取り付けられていることが多く、風で大きく揺れたり万一倒壊でもしたりすれば建物側もただでは済まない。
揺さぶられることでジョイントの防水コーキングが開いてしまったり、止めてあるビスが抜けてしまったり、ビス穴周りの外壁がヒビ割れすることもあるだろう。
また倒壊すれば建物の外壁が損傷することも十分にあり、その傷から建物内へ雨漏りが起きる可能性もある。
こうなると修理費が更にアップするだけでなく、その雨漏り浸入から壁内の腐れやサビ、室内の内装のシミやカビへと繋がり、建物本体を内外から大きく傷つける事態に繋がるだろう。
DIYによる修理費用と注意点
ベランダ屋根に限らず住宅の修理をDIYで行うメリットは費用だ。
ただしDIYとプロの仕事には明確な差がありそれを理解していればDIYを行うのも選択肢としては有りなのだが、今回のベランダ屋根の修理においては、極力DIYは避けて頂きたい。
以下に挙げる点をご理解頂き、行うとしても最小限の対処にとどめて欲しい。
ベランダ屋根のDIY修理は非常に危険
DIYでベランダ屋根の修理、例えばパネル交換などは非常に危険なため行わないで頂きたい。
ベランダ屋根の修理は脚立などを利用しての作業となるが、ベランダ屋根はベランダとほぼ同サイズか軒はむしろ出ているため、脚立を設置してもベランダの外側へ身を乗り出しての作業となる。
あるいは建物の屋根上から手を伸ばして作業をしたりベランダの縁に立ったりと、不安的な姿勢での作業になる事が殆どで落下の危険性が非常に高い。
費用を惜しんで無理にDIYを行っても大怪我や命を落としたりでもしたら元も子もない。
くれぐれもこの後に解説する応急処置にとどめ専門業者による修理を依頼して欲しい。
DIYは防水テープで応急処置のみ
ベランダ屋根の割れなどをDIYで対処する場合は防水テープで応急処置をするのが良いだろう。
ホームセンターやネットで手軽に手に入れることができ、価格も数百円から1,000円程度だ。
屋根下に台などを置いてパネル下面にテープを貼るのみにした方が安全だ。
あくまでパネルの割れが広がったり風で飛ばされたりしないよう固定するだけにしておこう。
仮の修理なので見栄えを気にしなければそれほど経験が無くても作業は可能だ。
ただ大きな面積で割れたり外れてしまったりした場合は、工具が必要な上に材料の調達も含めてDIYは難しいので、手を出さず早急に専門業者へ連絡しよう。
修理や交換の費用一覧
ここではベランダ屋根の修理費の相場をお伝えする。
それぞれに一長一短があるので検討する上での参考にして頂きたい。
修理内容 | 相場価格 | 備考 |
DIY | 734円 | 防水テープ代のみ |
部分補修 | 20,000円〜 | 防水テープやコーキング |
パネル1枚交換 | 30,000円〜 | 既存撤去+処分費込 |
パネル全交換 | 150,000円〜 | 出幅4尺✕間口1.5間
既存撤去+処分費込 |
ベランダ屋根入れ替え
(メーカー既製品) |
250,000円〜 | 出幅4尺✕間口1.5間
既存撤去費込 ポリカーボネート |
撤去+処分費 | 50,000円〜 |
部分補修
部分補修はDIYと同様のテープ補修にプラスしてコーキングなどが主であるが、貼り方や作業姿勢が安定しているためしっかり貼れるのが専門業者とDIYの違いだろう。
ただし単純で小さな作業ほど専門業者の仕事は割高になってしまうので、今後の安心も含めるとパネル交換の方をお勧めしたい。
パネル1枚交換、全交換
パネルは大きさにもよるが1枚当たり15,000円前後でこれに工賃が加わる。
まとまって交換した方が1枚単価は安くなるので、劣化が全体的にあるようなら全交換もお勧めだ。
ただし枠も傷んでいて修理が必要だったり、パッキンなどパネル以外の交換部品代もかかる場合であったり、単純にパネル1枚交換の価格に枚数をかけた金額にならないことも多い。
ベランダ屋根自体を入れ替え
損傷が激しいようなら既存のベランダ屋根を撤去し、新たな屋根を新設するのも良いだろう。
場合によっては上記のパネル全交換と金額が大差無いこともあるので、パネル全交換とテラス屋根入れ替えの両方の見積もりを取ってみると良いだろう。
ただネットで見かける激安業者の中には小さいサイズの価格を見出しに使って目を引いている場合も多く、現在付いているものとサイズの違いをしかりと確認してから検討して頂きたい。
必要が無ければ撤去もあり
住む人の条件が変わればベランダ屋根を撤去してしまうのもありだろう。
例えば屋根に面した部屋を使わなくなったり洗濯物を干す場所が1階に移ったりと、使用者の生活スタイルの変化などに合わせて再検討してみよう。
破損したまま放置すると住む人や近隣へ危害を及ぼす可能性もあるので、撤去は積極的に考えて頂きたい。
特に洗濯を干す場所が1階に変わるようなら、そちらへテラス屋根を設置すると利便性は保たれるだろう。
ベランダ屋根の造りの種類
ベランダ屋根の造りは大きく分けると以下の2種類がある。
それぞれに特徴があるので現在お使いのものがどちらに該当するか確認して頂き、その長所短所に合わせた修理や対策、あるいは入れ替えをする際の参考にして欲しい。
幅広いメーカー既製品タイプ
現在ではエクステリアメーカーのアルミ製を中心とした既製品のテラス屋根が主流となっている。
サイズも以前に比べ非常に豊富でデザイン、価格の幅、品質の均一性など多くの点で後述するオーダーのテラス屋根に勝っている。
骨組みはアルミ製で表面に塗膜加工を施してあるため、耐候性に優れ大きなメンテナンスを行わなくても長持ちするようになっている。
唯一の欠点は工場生産の為に規定外のサイズや組み合わせ形状にすることは難しく、オーダーを謳っている製品もあるが結局はメーカーの決めた規格内での注文になる。
特殊な設置場所やサイズを希望する場合は難しいが、それ以外で劣る点は無いのでこだわりがなければ建て替えるとしたらお勧めである。
自由度の高いオーダータイプ
オーダータイプとは形や構造を自由に設計し、それに合わせて材料を加工し施工するオーダーメイドのベランダ屋根だ。
オーダーメイドと言うと高級なイメージがあるが、その幅は予算重視の簡素なものから多くの要望を組み込んだ高額製品まで多岐に渡る。
メーカー既製品も最近は選択の幅が広がったとはいえセミオーダーの域を出ておらず、特殊な形状の設置場所や希望サイズにピッタリ応えられる点は、やはりオーダータイプが勝っている。
ただ比較的高額であるため素材などのランクを落として金額調整するケースも多く、劣化が速かったり遮熱性が劣るものだったりも見受けられる。
また予算最優先で依頼すると骨組みが木製の場合も多く、防腐塗料を定期的に塗らなければ割れや腐食の被害が起きてしまうため注意したい。
ベランダ屋根パネルの種類
ここでは主な屋根パネルの種類と特徴を挙げるので修理や交換の参考にして欲しい。
オーダーのベランダ屋根の場合は修理や貼り替えの際、バネルの種類を選ぶことが出来る。
またメーカー既製品の場合はポリカーボネートの一択になるので、その中での選択肢の部分を読んで頂ければ良いだろう。
いずれの場合もただ高耐久なものというよりは、骨組みの寿命や本体の住宅の外壁塗装までの期間などを考慮して選ぶと無駄がない。
特に本体の住宅の塗装のタイミングでパネルの全交換や屋根自体の入れ替え、撤去をする方は意外に多い。
今後数年間の生活スタイルの変化などを想像して選んでみてはいかがだろうか。
低コストな塩ビ
過去に良く用いられた波板の屋根パネルが塩化ビニル樹脂、いわゆる塩ビである。
軽量で加工がしやすくしかも安価なため非常に重宝され、現在でもDIYを中心に便利で手軽な材料として用いられている。
ただ欠点として耐用年数が5年程度と劣化が早く、どうしても予算を抑えたい事情があるなら別だが中長期的に利用するなら避けた方が良いだろう。
基本的にメーカーの既製品のベランダ屋根では用意されておらず、骨組みも含めてオーダーの場合に選ぶことになる。
耐久性の高いポリカーボネート
現代ではベランダ屋根に限らず1階のテラス屋根、カーポート屋根などエクステリアの屋根で最も多く用いられているのがポリカーボネートだ。
以前に用いられていたアクリル板の約20倍の強度を持ち、耐用年数がおよそ10年と高耐久性な上に、透明、半透明、不透明などの透明度やカラーも選べるなど、非常に幅広い製品ラインナップを持つ優等生な材料だ。
紫外線カットの力もほぼ100%と非常に強く、素材自体の劣化や屋根下の室内のカーテンやカーペットの色あせも少ない。
メーカー既製品では100%、オーダーでもほぼ主流となっている屋根パネルである。
部屋の暑さ対策なら熱線遮断タイプ
ポリカーボネートの一種で紫外線だけでなく太陽光の熱線を遮断するのが熱線遮断タイプだ。
通常のポリカーボネートが約10%熱線を遮るのに対しこちらは約20%遮断と熱を遮る力が高くなっており、夏の部屋の温度上昇を抑え冷房の効きも良くなる。
一般的なベランダ屋根のサイズで通常のポリカーボネートに比べ数千円の価格差なので、夏の暑さに悩まれている方や日中在宅されている方などにお勧めだ。
こちらも紫外線は100%カットなので内装や家具の色あせも抑えられる。
パネル種類 | 耐用年数 | 特徴 |
塩ビ | 5年 | 低価格 |
ポリカーボネート | 10年 | 強度が高い
紫外線100%カット |
ポリカーボネート
(熱線遮断タイプ) |
強度が高い
紫外線100%カット 太陽の熱線を20%カット |
マンションのベランダ屋根の場合
これまでご紹介してきたベランダ屋根の形状は戸建て住宅で多く使われている物であるが、一方でマンションの場合は上階ベランダが屋根代わりになっている。
この部分は本来マンションの共用部分となっているが、上階の持ち主に専用使用権があると同時に維持管理の義務を負っている部分でもある。
この屋根である上階のベランダが損傷し雨漏りなど被害が発生した場合は、戸建てとは違った対処が必要になってくるため解説をしておきたい。
雨漏り発生時の対処法
マンションのベランダ屋根である上階のベランダから雨漏りが発生した場合は、まずマンションの管理組合か管理を委託されている管理会社へ連絡を入れよう。
初めに原因の調査が必要であり、それに応じて修理費や損害賠償を支払う者が変わってくる。
上階の人がベランダを傷つけたりゴミを排水口に詰まらせたりすることで雨漏りが発生したなら上階の持ち主が責任を負うことになり、建物内部を通っている共用部分の配管や外壁の割れなどが現在なら管理組合が対応することになる。
いずれの場合もこちらでは判断できず管理組合の手配する調査業者の判断を待つことになるだろう。
また修理の手配もその調査結果次第となるため、もどかしいところだが応急処置をして対応を待つしかない。
ただ緊急の場合は修理手配をしてその代金を後日請求できる場合もあるので、一度マンションの管理規約を確認しておくと良いだろう。
早めの連絡が近隣トラブルを防ぐ
マンションのベランダ屋根からの被害で避けたいのが上階の持ち主とのトラブルだ。
雨漏り原因が上階にあればその持ち主が損害賠償の相手となるが、すんなり受け入れてくれる者ばかりではないだろう。
そこで防衛策の一つが被害が発生する前、つまり雨漏りや破損の前兆があればその段階で管理組合に連絡をすることだ。
早めに発見できれば軽微な修理で済むことも多く、大きな被害を防げればお互いにメリットがある。
ぜひ小さなことでも異変に気付いた場合は管理組合に連絡をし、専門業者に症状を見てもらい、必要であれば組合を通じて上階の所有者に改善をしてもらうようにしよう。
修理と併せて行いたいメンテナンス
ベランダ屋根の修理で専門業者へ来てもらうなら、周辺の防水に絡む部分の点検や修理をしてもらうと良いだろう。
5年以上防水のメンテナンスをしていなければ点検して良い時期であるし、10年近く何もしていなければ傷んでいる可能性も十分にあり、トラブルが起きる度に専門業者に依頼するより安価に済む。
以下に代表的なベランダ周りの補修が必要な箇所を挙げておくので、ベランダ屋根の修理を業者へ依頼する際に一緒に相談してみよう。
ベランダ床防水層の補修
ベランダの床は防水層が施工してありその表面にトップコートと呼ばれる保護塗膜が塗ってあり、これが風雨や紫外線の影響で劣化しひび割れている可能性がある。
このひび割れから雨水が入り込むとその下の防水層が劣化や損傷を起こすことになる。
表面のトップコートが部分的に傷んでいるだけならば数万円程度で部分補修が可能であり、もし全体的に劣化しているようなら全体的な塗り替えがお勧めだ。
またトップコートの下の防水層が傷んでいれば雨漏りの一歩手前であり、早急に修理する必要があるだろう。
手摺部分のコーキング
ベランダの手摺りや腰壁が外壁に当たっている部分にはコーキングが打たれており、ここが割れると建物内部へ雨水が入り込み、構造体の柱などに腐れやサビを発生させる。
目立ちにくいところだが、雨漏り原因としては工事業者の間では良く知られた場所であり、しっかりと点検したい部分だ。
排水管の点検清掃
併せてベランダの排水口の状態も確認し汚れや詰まりがあるようなら清掃をしてもらおう。
綺麗にしていても少しずつ枯れ葉や土、鳥の巣のかけらなど詰まることがあり、奥の方であれば専門業者でないと清掃は難しい。
放っておくと雨漏りだけでなく逆流してベランダにプールのように雨が溜まり、窓周りから室内に雨水が浸入することもある。
特に最近の豪雨では短時間に大量の雨が降るためこうした被害は増えてきている。
今回を機会に内部の点検と清掃をしっかり行い防止に努めよう。
火災保険を活用してゼロ円修理が出来る
ベランダ屋根が突然壊れたりすれば手痛い家計の出費となるが、そこで検討して欲しいのが火災保険を使って修理費を補償してもらう方法だ。
火災保険と言うと火事の時にだけ利用するものと思いがちだが、実は屋根の修理や盗難などカバーしてくれる範囲が非常に広い。
当然適用するには一定の条件があるが、もし対象となれば修理費の自己負担分を減らせるだけでなく、場合によってはゼロ円で修理ができることもあるだろう。
ここではその条件や補償してもらう際の注意点をお伝えするので、上手に活用して欲しい。
火災保険が適用されるケース
火災保険で補償されるのは台風や竜巻、大雨や台風、竜巻や大雪、洪水などと言った自然災害が原因でベランダ屋根が破損した場合だ。
もし同時に建物の外壁なども破損していればそちらも補償対象になる。
ただし経年劣化や以前保険を利用して修理した部分が再度壊れた場合は対象外や、修理費が◯◯万円以上でなければならないなど補償には様々な条件がある。
まずは自身の加入する保険会社に連絡し、条件や手続き方法などを確認してみると良いだろう。
実績のある専門業者へ調査を依頼
火災保険による補償申請する上で最も大切なのが、今回の破損が自然災害によるものであると保険会社へ確実に伝えなければならない点だ。
原因や発生状況、被害の程度等を文章だけでなく写真も使いながら具体的に示さなければならず、一般の方には非常に難しい作業となっている。
せっかく保険を利用できる被害でも、申請書類の不備で保険会社の審査で否認されてしまうことさえあるのだ。
そのため保険を利用する際は、申請実績の豊富な専門業者に原因調査や修理の見積もり作成から相談に乗ってもらった方が良いだろう。
数多くの実績があれば実際の修理もしっかり行ってくれるであろうし、保険で修理費を補償してもらえる可能性もぐっと高まるであろう。
まとめ
ベランダ屋根の破損はそのままにしておくと深刻な被害を周りにもたらす。
パネルが飛んでしまえば自宅だけでなく近隣の方へも被害を与えかねない。
早急に修理をしたいところだがDIYは非常に危険なため、必ず専門業者へ依頼をして頂き安全に修理をして頂きたい。
もし火災保険を利用して費用を抑えられるようなら、部分修理だけでなく本体の入れ替えなども検討し、ぜひ長い目で安心できる方法を選んで修理を欲しい。
株式会社アーキバンク代表取締役/一級建築士
一級建築士としての経験を活かした収益物件開発、不動産投資家向けのコンサルティング事業、及びWEBサイトを複数運営。建築・不動産業界に新たな価値を提供する活動を行う。